いざという時に備えよう & 自分で自分を暴力から守るために
昨夜の大雨、みなさんのお住いの地域は大丈夫でしたか?特に地震で大きな被害が出た氷見市や高岡市などでは心配な夜を過ごされたことと思います。大雨に猛暑など、年々気象が激しくなっている気がしますね。異常気象がもはや通常の気象になりつつある毎日。各自治体が出しているハザードマップの確認や非常持ち出し品の準備などいざという時の備えをお願いします。この後もどうぞお気をつけてお過ごしください。
さて、私が担当するKNBラジオ午後のワイド番組「でるラジ」木曜のインタビューコーナー「VISION the TOYAMA」。先週6月27日のゲストは子どもたちがいじめや痴漢、誘拐、虐待、性暴力などさまざまな暴力から自分で自分を守るための人権教育プログラムを伝える活動をしている富山CAP代表の岸順子さんでした。
「自分が感じる『嫌』という感覚は自分を守るために大切なこと」富山CAP 代表 岸 順子さん(6月27日放送)
CAPとは「Child Assault Prevention(子どもへの暴力防止)」の頭文字。富山CAPでは保育園や小学校などで、子どもたちも人権を持っていること、暴力によってその権利を奪われそうになったらどうすればいいのかをワークショップなどを通して子どもたちと一緒に考え伝えています。岸さんがCAPの活動にかかわるようになったのはCAPを日本に普及するための講座に何気なく参加した時、自分が小学1年生の時に受けた性被害に向き合うことになったのがきっかけでした。「忘れようと大人になるまでずっと誰にも言わずにきたけれど、『暴力を受けたあなたが悪いんじゃない』と言われて、私は悪くないんだと思った。いかに自分のことを責めていたかがわかった」と岸さんは話します。そんな自分の体験から「子どもたちが性暴力だと理解するのはずっと後になってからのことが多い。自分が感じる『嫌』という感覚は自分を守るために大切なこと。そしてそのことを勇気を持って伝えてほしい。でも子どもたちが話すのはとても難しいことだから、子どもたちの声をしっかりと大人が受けとめて、性暴力を防ぐためにどうすればいいかの知識を持ってほしい。」という思いで富山CAPの活動に取り組んでいます。子どもを守るために子どもたちにしっかりと人権教育をしていくこと、そして私たち大人が、この問題に責任をもって向き合っていくことが大事だと改めて感じました。
富山CAPでは7月13日「『子ども·若者の今を支える!』元ジャニーズの性加害問題から考える~ グルーミング~について」と題したシンポジウムを行います。(富山国際会議場で13時から15時まで)斎藤章佳さん(精神保健福祉士 大船榎クリニック )による基調講演「子どもへの性暴力」その裏にある『性的グルーミング』を知ろう!」や中村一也氏(ジャニーズ性加害問題当事者の会の発起人)と斎藤章佳さんの対談を予定しています。オンラインでも参加できるということです。
「VISION the TOYAMA」はKNB公式YouTubeに動画をアップしています。そちらもぜひご覧ください。さて今日7月4日のゲストは富山地方気象台でリスクコミュニケーション推進官を務める木津暢彦さんです。13時10分過ぎからの放送です。