映画と伝統文化と舞台芸術と・・・。
すずめの戸締りを観てきました
新海誠監督の最新作「すずめの戸締り」を映画館で観てきました。映像や音楽のすばらしさはさすが!そして「生きること」の意味を改めて考えさせられる作品でした。16歳の娘と50代の私。二人とも涙しながらの鑑賞でしたが、心動かされるシーンが母と子でそれぞれ違うのが興味深かったです。入場者プレゼントである「新海誠本」が2種類あるのは娘が2回見に行ったため・・・。よほど感動したようです。
11月末から先週のVISION
ではKNBラジオ午後の生放送「でるラジ」のインタビューコーナー「VISION the TOYAMA」のゲストを紹介します。
弥栄節が地域をつなぐ・・・。弥栄節保存会(高岡市)事務局長 金森仁志さん 11月24日放送
高岡鋳物の文化を伝える民謡「弥栄節」保存会は今年度の「サントリー地域文化賞」を受賞しました。受賞理由は「高岡の発展を支えた鋳物づくりの作業唄をルーツとする民謡「弥栄節」を時代の変化や子供たちの要望に応じてアレンジを加えつつ住民自ら保存・継承する取り組みが高く評価された。」ということ。事務局長を務める金森さんとは、高岡銅器の旋盤加工職人として取材させていただいてから30年来のおつきあい。うれしいニュースの後、久しぶりにお会いできました。金森さんは「現在200世帯にもみたない金屋町に「弥栄節」という鋳物師の文化が継承されていること自体すごいこと。貴重なコミュニケーションツールとして地域をつないでいる「弥栄節」や「御印祭」を絶やしてはいけない」と語っていました。
あるがままの音を届けたい 富山市民文化事業団 音響担当 曽根朗さん 12月1日放送
この日の放送は高音質が特徴のKNBラジオFM90,2開局記念日の特別企画。【VISION】のコーナーでは1996年のオーバードホール(富山市芸術文化ホール)のたち上げ以来、舞台技術課職員として音響を担当し、多くの自主制作公演に音響デザイン、オペレーターとして参加してきた曽根さんをゲストに迎えました。曽根さんが音響を担当するときに心がけていることは「舞台に立っている人の一番の味方でいること。そのためには演者との信頼関係が大事」「音響の存在を感じさせない、作品が届けようとしているあるがままの音を伝えることをめざしている」と話していました。
「VISION the TOYAMA」の過去の放送はKNB公式YouTubeで視聴することができます。ゲストのカラフルなVISIONをぜひ動画でご覧ください。
今日12月8日のゲストはアスリートフードマイスターの浅島麻希子さん。13時10分過ぎからの放送です。