【感染症】インフルエンザ・新型コロナの感染状況は?マスクの着用・手洗い徹底などで感染予防を【いっちゃん☆メディコ】
空気の乾燥や寒暖差で体調を崩す人が多くなる季節は、様々な感染症が流行しやすくなります。
2025年はインフルエンザがいつもの年より早く流行し始めるなど感染症への注意が必要です。
この冬、注意が必要な感染症について、県衛生研究所の大石和徳(おおいし かずのり)所長に聞きました。
(2025年10月27日放送。情報はすべて放送時のものです)
インフルエンザ同様、新型コロナにも注意が必要
大石所長
「インフルエンザ、新型コロナ、やっぱりこの辺は一番注目しておかなければならないと思いますね」
この冬、インフルエンザ同様、新型コロナにも注意する必要があるということです。
大石所長
「新型コロナウイルス感染症では、3万人以上の人が亡くなっているんですね。インフルエンザの10倍ぐらいの死者数があるので、とりわけ両方、インフルエンザも大事ですけれども、新型コロナウイルス感染症は、やっぱり今でもまた注意していかなきゃいけないと思いますね」
2023年5月からの1年間で新型コロナによる死者数は3万2500人以上と、インフルエンザの約15倍となっていて、そのほとんどが65歳以上で占められています。
大石所長
「若い人では痛みが出ると、喉が痛いということなんですけど、一方、高齢者では、いわゆる免疫応答というのはすごく弱っているので、そういう肺炎を起こしやすかったり、呼吸不全になったりとか、そういったことが起こってきていて、若い人と高齢者では、少しやっぱりこの病気の表現というのが、かなり違うというふうに考えておく必要があると思いますね」
富山の新型コロナ感染状況は?
県内における新型コロナの現状をみると、9月中旬までは増加傾向でしたがそれ以降は減少傾向となっています。
大石所長
「流行の山は今ちょっと下がり目ですよね。でも、また年末年始近くで、また流行が起こってくると。多分人の移動とかですね、そういったもの、あるいはこの寒気が関係しているのかもしれないです。けれども、結果的には毎年、年末年始、1月ぐらいまではやっぱり流行が起こってますので、今シーズンもですね、流行が起こるだろうということは十分想像できるところですね」
2025年のインフルエンザ感染状況は?
一方で、インフルエンザは全国的に見て いつもの年より、1か月近く早く流行が始まっています。県内はどんな状況なのでしょうか。
大石所長
「県内では、9月中には、定期点あたり1を超えそうな感じがしてたんですけど、また、10月に入って少し収まっていて、地域地域でですね、学級閉鎖なんかを起こしているところはあるんですけど、全体的に見ると、そんなに流行は進んでなくて、早く入った割には急速には増えていないという状況ですね」
インフルエンザはいつもの年より早く流行が始まりましたが、まだ、すべての都道府県で流行期に入ってはいません。
大石所長
「今年はインフルエンザの足並みが、あんまり揃わないというのはありますよね。なぜかは説明しづらいんですけども、かなり国内でも、流行のスピード、あるいは広がりという意味では、多様性が大きくなっているんだろうと思うので、やっぱりこれも、新型コロナの後の一つの現象なのかもしれません」
インフルエンザと新型コロナの感染対策は?
新型コロナとインフルエンザ、どちらも重症化予防にはワクチン接種が有効です。
大石所長
「ワクチン予防の方についてはですね、まあ11月中には、若い方も、お年を召した方もですね、ぜひ、接種をご検討いただきたいと思います。とりわけ65歳以上の定期接種の対象になっている方は、ぜひワクチン接種による重症化予防ということはご検討いただきたいと思っております」
大石所長によりますと、今年の新型コロナとインフルエンザの特徴は、どちらも高い熱とのどの痛みで、症状だけでは区別は難しいということです。
感染症から身を守るためにも、ワクチン接種の検討や、日頃からのマスクの着用、手洗いなどを徹底してほしいと、大石所長は呼びかけていました。