【目の病気】老眼と疲れ目の違いは何?「アイフレイルチェック」が病気の早期発見に!【いっちゃん☆メディコ】
目が疲れやすい、文字が読みにくい…それは目の老化でしょうか、それとも病気でしょうか。
今回は、目の老化と病気について、富山大学附属病院 病院長 眼科教授の
林篤志(はやし あつし)医師に聞きました。
(2025年3月31日放送。情報はすべて放送時のものです)
林医師
「老眼といいまして、近くのものが見えにくくなる、近くの文字が読みにくくなるというようなことを自覚することが多いと思います」
老眼は何歳くらいから始まるの?
年を取ると自覚するのが老眼です。
老眼は何歳くらいから始まるのでしょうか。
林医師
「45歳以降と大体言われています。それは人間の眼の調節力というのが年齢とともに急激に低下してくるんですけども、45歳ぐらいになると調節力の低下を自覚するようになって、近くが見えにくいと感じるようになってくるからです」
老眼と疲れ目の違いは何?
年を取ると、体力が落ちてくるのと同じように目の見え方を調節する力も低下します。
老眼と疲れ目の違いは何でしょうか。
林医師
「夕方から夜にかけて目がしょぼしょぼするとか、疲れるとか、そういうふうに感じることは多いと思うんですけど、ひと晩寝て、次の日の朝はスッキリしてるんです。老眼というのは近くを見る時に毎回起こるので。10分ぐらいで疲れてきたり、目が痛くなってくるとか、そういったことが一つの症状の気づきかなと思います」
老眼を治す方法はあるの?
老眼を治す方法はないのでしょうか。
林医師
「病気ではないので、加齢の変化というものだけですので、老眼そのものは特に治療するというものではないし、眼鏡で対応するものなんですけども、ただ問題は、老眼と同じように、目が疲れやすいとか、そういった症状がある中で別の病気が起こってくるということがあって、それも全部老眼だと思い込んでしまうと、病気の発見が遅れてしまうので」
年を取ったことによる、目の機能低下に気が付く方法はないのでしょうか。
林医師
「アイフレイルをチェックしていただいたらいいかなと思います」
アイフレイルチェックとは?
アイフレイルとは何でしょうか。
林医師
「アイフレイルというのは、目のフレイルという意味なんですね。で、フレイルというのは、健康な状態と病気の状態の間の状態で、どちらにも、健康の部分にも戻れるし、病気にもなっちゃうという状態だと思うんですけれども。アイフレイルをチェックするといういくつかの項目がございまして、その項目をご自身で見ていただいて、当てはまるところがあれば、眼科を受診していただくということをお勧めしたいと思います」
- 目が疲れやすくなった
- 夕方になるとものが見えにくくなる
- 新聞や本を長い時間見ることが少なくなった
- 食事の際にテーブルを汚すことがある
- 眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった
- まぶしく感じやすい
これらに心当たりがある人は、アイフレイルかもしれません。
林医師
「アイフレイルのチェックをすることが、病気の早期発見につながるということがわかっていますので、ぜひご活用いただきたいと思います」