くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみetc.花粉症の治療薬は?塗る目薬も!【いっちゃん☆メディコ】
国民病と言われるほど患者数が多い「花粉症」。
治療や薬について、富山大学附属病院・耳鼻咽喉科頭頸(とうけい)部外科・教授の森田由香(もりた ゆか)医師に聞きました。
(2025年2月3日放送。情報はすべて放送時のものです)
おもな症状は「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」
森田医師
「小学校に上がりたてぐらいのお子さんがやはりいまして、鼻閉がメインで口を常に開けているような状況になっておりまして、鼻閉はかなり集中力に影響しますので、学校での集中力にも影響していたようで、お母さんがすごく困ってらっしゃいました」
花粉症のおもな症状は「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」です。
花粉症は今や国民病と言えるほど患者数が多く、今まで発症していなかった人も花粉の飛散量によっては発症する可能性があります。
治療薬には「飲み薬」「点鼻薬」「目薬」など
治療の薬には飲み薬や点鼻薬、目薬が主に使われます。
まず、飲み薬について教えてもらいました。
森田医師
「アレルギー反応を抑えるお薬になりますので、若干眠くなるのが一般的です。薬の種類によっては非常に眠気が起きにくいものから、非常によく効くんだけれど眠いものとありますので、症状と生活のし方、お仕事への支障がないような、そういったところを合わせて内服薬は選びます。内服の薬の種類によって立ち上がりが早いお薬と、ゆっくりじわじわ効いていくお薬がありますので、これもやはり急性期、症状がものすごくひどい時は、立ち上がりの早い薬を使って、あとその維持療法として少し優しいマイルドなお薬を長く飲んでいただくっていうのがいいかなというふうに思っております」
鼻づまりの場合は…
鼻づまりの場合は飲む薬が変わってきます。
森田医師
「鼻閉に関しては、ちょっと系統が違うアレルギー薬がありますので、そちらを組み合わせることによってより高い効果を得られることもあります」
また、点鼻薬は症状の軽減が期待できます。
森田医師
「さらにあとは、鼻閉に関しては点鼻薬を使っていただくことによって、鼻の粘膜の腫脹、腫れているものを軽減することもできますので、やはり鼻の中を見てこその治療選択かなというふうに思っております」
目薬のほかに、塗り薬も!
花粉症は目の症状も、つらいものがあります。
治療は目薬が一般的ですが、塗り薬もあります。
森田医師
「目の方の症状に対する塗り薬が出てまいりました。点眼薬はわりと1日4回刺してくださいとか、少なくても2回使ってくださいっていうのが一般的だったところ、寝る前に1回、目の下の皮膚のところに塗っていただくと、皮膚から薬が吸収されて効くということになっておりますので」
花粉症の検査とは?
花粉症はどんな検査をされるのでしょうか。
森田医師
「基本的には症状を伺って、あとは鼻の中をカメラで見せていただくということでわかりますので、痛い検査は基本的にはありません。あと、何にアレルギーがあるか、スギなのか、ハウスダストなのか、そういったことを調べるということであれば、血液検査になりますので、ちょっと血液を取るというところになりますでしょうか」
花粉症をそのままにしておくと…
花粉症はそのままにしておくと、生活の質の低下につながることもあります。
森田医師
「鼻水、鼻づまり、くしゃみということで、すぐ命に直結することでもない病気になりますけれども、集中力は落ちますし、生活の質もかなり落ちるというような報告もされている。そういった病気になりますので、症状、もしかしてそうかなと思ったら、ぜひ耳鼻科を受診していただけましたら、診断は簡単にできますので、受診してみてください。また、ベテランの方です、毎年花粉症でお悩みの方は例年通り今年も花粉いっぱい飛びますので、準備をされて早めに受診してお薬をもらうようにしていただければと思います」