【花粉症2025】スギ花粉の飛散量は平均値より多い!花粉症対策はいつから?かぜとの区別は?受診のタイミングは?【いっちゃん☆メディコ】
スギ花粉の飛散量、2025年は平均値の1.5倍程度とみられています。花粉症対策はいつごろから始めたほうが良いのでしょうか?
今年の花粉症の傾向や対策などについて、富山大学附属病院・耳鼻咽喉科頭頸(とうけい)部外科・教授の森田由香(もりた ゆか)医師に聞きました。
(2025年1月20日放送。情報はすべて放送時のものです)
森田医師
「今年はすごく花粉が飛ぶという予測をされています。昨年が、ちょっと少なめだったせいもあって、去年よりはこの北陸地域では大体1.5倍程度。例年に比べてもかなり爆発的に多いということが言われてますので、皆さん用心していただいた方がいいかなと思っています」
スギの花粉飛散量は去年夏の天候に左右されます。去年の夏は平均日照時間が長かったことから、平均値の1.5倍程度とみられています。
花粉症対策はいつごろから始めたらいい?
では、いつごろから準備を始めたらいいでしょうか。
森田医師
「少しこの冬が寒かったというところがありまして、(飛散が)若干遅れるかもというような予測が出ております。ですけど、例年1月末から2月にかけて(花粉症対策の)ご準備されるかと思いますので、遅めとして、2月末だとしてもそろそろご準備いただくといいかなというふうに思います」
花粉症の人は年々増加!?
花粉症になる人は年々増えていて、今や国民病ともいわれています。
森田医師
「ここ10年程度の統計でも減ることはなく、右肩上がりで増加しております。子供さんもやはりアレルギー疾患、すごく増えておりまして、1年生から6年生で見ますと、やはり6年生の罹患率は高いんですが、この数もやはり年々増えております。また、成人の方でも、これまで4、50代まで発症していなかった方も、やはり花粉の飛散量によっては発症しますので、それも加えると減る要素はないというところでどんどん増えてます」
花粉症の症状は?
いままで花粉症に縁がなかった人も、こんな症状には注意です。
森田医師
「やはり鼻水、くしゃみ、特に誘因がない、風邪をひいている覚えもないのに、それが止まらないということですと、やはり可能性が高いかなと思いますし、またかゆみも一つの特徴で、目のかゆみや鼻がムズムズする感じ、そういったものが花粉症の症状かと思います。感冒であれば1週間10日で改善してくるものと思いますが、それがずっと続いているということでしたら、やはり花粉症の可能性があるかと思います」
インフルエンザや新型コロナとの見分け方は?
インフルエンザや新型コロナが流行っていますが、見分けるポイントはあるのでしょうか。
森田医師
「確かに鼻の症状は非常に一般的によくある症状ですので、それだけで区別はなかなか難しいと思います。ただ、インフル、それからコロナ感染症の場合は、やはり熱が出たりとか、また関節痛が出たりと、咽頭痛、喉の痛みが出たりすることがありますので、そういったものは花粉症には出てきませんから、一つの区別の点になるかとは思います」
受診のタイミングは?
花粉症かなと思ったらどのタイミングで、受診すればいいのでしょうか。
森田医師
「お困りの症状があったら、早めに来ていただいた方がいいかなと思っております。というのは、花粉症もやはり重症度がありまして、重症度に応じた治療が提案されておりますので、重症になればなるほど使う薬剤も量が増えてしまったりしますので、軽いうちに来ていただければ、優しいお薬でということになるかと思います」
シーズンに1回は受診を!
毎年花粉症に悩まされているけど、症状がひどい時しか受診しないという人も多いのではないでしょうか。
森田医師
「毎年のことということで、お薬だけあればというふうに思いがちではあるんですけれども、実は自分の見てる、自分がわかっている症状と、実際鼻の中と違っていることもあったりしますし、実は別の病気でそういう症状になってるってこともあるかと思いますので、できればシーズンに一回は耳鼻科の方で診察を受けていただいた方がいいかなというふうに思っております」