【関節リウマチ①】100人に1人がり患!?30~50代女性は要注意!初期症状は?【いっちゃん☆メディコ】
男性よりも女性に多いという「関節リウマチ」。どんな病気なのでしょうか。
富山大学附属病院 第一内科 教授の加藤 将(かとう まさる)医師に聞きました。
(2024年12月2日放送。情報はすべて放送時のものです)
加藤医師
「リウマチは関節の痛み、それから腫れですね。そしてほっておくと関節が壊れて、そして機能障害が出ます」
関節リウマチの症状は?
「関節リウマチ」は手足の関節で起こりやすく、関節を動かさなくても激しい痛みや腫れがあるのが特徴です。
加藤医師
「炎症を起こすとまず痛みが出てきます。で、その後ですね、腫れが出てきます。そしてなかなか動かなくなります。動かしても非常に痛いということで、動かすのが億劫な、そういった形になります。で、さらにそれを放置しておくと、今度は関節が壊れてきて正常の動きですね、これができなくなると」
関節リウマチは30~50代の女性に多い傾向
関節リウマチは女性が多く、男性との比率は1対4と言われています。
この病気、高齢者の病気というイメージがありますが…
加藤医師
「一般的には30代から50代の女性の方に多く発症します」
人口のおよそ1% 100人に1人が「関節リウマチ」
どれくらいの人が「関節リウマチ」なんでしょうか。
加藤医師
「非常に多くの方が患っていらっしゃいまして、人口のおよそ1%です。ですから、日本全国でおおよそ100万人、富山県全体でもおおよそ1万人の方が患ってらっしゃるとふうに考えられます」
受診を控える人がいる理由とは…
100人に1人が「関節リウマチ」と言われていますが、そんなにいるようには感じられません。
加藤医師
「初期でみられる症状が大体30分から1時間ぐらいすると、症状が軽くなったり、あるいは消えたりする、そういう症状になりますので、そういった症状が軽くなる、消えることを、例えばもう大丈夫だとかですね、気のせいだというふうに自己判断されて、そして受診を控える、あるいは受診しないというような方も多くいらっしゃるんだと思います」
関節リウマチ 初期の症状は?
「関節リウマチ」に気が付くポイントは何でしょうか。
加藤医師
「やはりまず朝のこわばり。朝起きてなんとなく関節が調子が悪いということですね。これが1点目です。そしてその後、関節の痛みが出てきます。で、痛みの出始めはですね、まだ腫れがそれほど目立たないことが多いです」
初期にみられる「朝のこわばり」は、起きてすぐだと手が開きにくいという状態です。ただ、30分ほどで消えることが多くあります。
着替えの際にボタンが外しにくい、ドアノブが回しにくい、歯ブラシが持ちにくいといったことがあったら「関節リウマチ」かもしれません。
加藤医師
「炎症の起きやすい関節と起きにくい関節というのがあります。手を例にとってですね。手の指の真ん中ですね、ここは非常に関節リウマチが炎症、起きやすい関節になります。それから指の付け根ですね、ここも非常に炎症がおきやすくなります。あとは手首です。ここも非常に多いです」
関節リウマチは 早期治療が重要
「関節リウマチ」は早期治療が重要です。
加藤医師
「関節リウマチは、まずとても多い病気です。発症してしまうと大変な思いをされます。しかしながら、早期に診断をして、適切な治療ですね、今有効な薬剤もたくさん出てまいりました。こういった治療をしっかり受けられれば、関節リウマチを患っていない方と同じような生活ができるようになってまいりましたので、何か調子が悪い、それから気になるということがありましたら、遠慮なくですね、リウマチ専門医にご相談ください」
「関節リウマチ」は初期症状が出た時点で治療するのが有効です。心当たりのある人は、かかりつけ医に相談し、リウマチの専門医を紹介してもらうといいかもしれません。