北日本放送|KNB WEB|富山[ テレビ ]1ch/[ ラジオ ]AM738kHz/FM90.2MHz

レベル5大雨特別警報が発表されています レベル4大雨、レベル4土砂災害危険警報が発表されています レベル3大雨、レベル3氾濫警報が発表されています 

いっちゃん☆メディコ

放送日時
毎週月曜放送(「いっちゃん☆KNB」内)

咳(せき)が出るのはなぜ?咳の原因もさまざま 長引く咳には要注意【いっちゃん☆メディコ】

マイコプラズマや手足口病、インフルエンザも流行期に入っていますが、咳に悩まされている人はいないでしょうか。

 

長引く咳について、富山大学附属病院・第一内科・助教の岡澤成祐(おかざわ せいすけ)医師に聞きました。

(2024年11月18日放送。情報はすべて放送時のものです)

季節の変わり目は要注意!

岡澤医師

「季節の変わり目というのは冷たい空気だったり、特に喘息の方が体調を崩しやすかったり、咳の方が多くなります」

新型コロナ以降、”せき”の傾向に変化が!

今の時期はもともと咳をする人が増える傾向がありましたが、新型コロナ以降ある変化があったそうです。

 

 

岡澤医師

「本来であればゆっくり周りの人に順番にかかっていて、大きな流行にならなかったようなご病気も一斉に流行しているような印象です。ウイルスとかの免疫力が一時的に弱っている方も増えているのではないかなと考えられます」

”せき”がでる原因はなに?

そもそも咳にはどんな働きがあるのでしょうか。

 

 

岡澤医師

「本来は私たちは普段咳をすることは珍しくて、例えば食べ物が誤ってむせてしまった時に強い咳をするように、痰とか異物とかそういう病原体とかを除去する防御機能、本来はそういう機能となっております。その咳の原因となるものがありまして、ウイルスなどの感染症の場合には痰を出して早く治るような作用になります」

”せき”の原因もさまざま

咳にはどんな種類かあるのでしょうか。

 

 

岡澤医師

「咳は大きく分けて、痰がとても絡む咳と、痰が絡まない乾いた咳があります。特に痰が絡む咳というのは、鼻水が後ろに、喉に垂れて出てくるような咳や、ばい菌がたくさん増える肺炎などによって生じる痰を出すための咳があります。一方、ウイルスの咳やマイコプラズマなどの咳に関しては、痰が絡みにくい乾いた咳であることが多いです」

”せき”が続く場合、どうしたらいい?

咳は放っておいても大丈夫なのでしょうか。

 

 

岡澤医師

「基本的にはただの風邪の咳であれば、3日から1週間くらいで良くなってくることが多いです。逆に放っておいてはいけない咳というのは、息苦しくなってくる咳や、痰に血が混じるような咳。あとは3から8週間以上長引く咳には注意が必要です」

風邪以外の病気の可能性がある”せき”とは?

3週間、8週間と長引く咳は、風邪以外の病気の可能性があります。

 

 

岡澤医師

「咳喘息というのは咳が長引く病気で、喘息であれば本来ヒューヒューいうんですけれども、そのヒューヒューがわからない患者さんが多いです。特徴としては、季節の変わり目とか、感染症の後、冷たい空気を吸ったりとか、ペットとか、そういったアレルギーのようなものを吸って生じる長引く咳の方のことになります」

せき ぜんぞくの症状は?

咳ぜんそくは1か月以上乾いた慢性的な咳が続くほか、突然の激しい咳がおきますが、ぜんそくのようにヒューヒュー、ゼーゼーいったり、呼吸困難がおきたりはしません。

 

咳ぜんそくを放っておくとどうなるのでしょうか。

 

 

岡澤医師

「咳喘息と言われる方の中には、約30%ぐらいが将来ヒューヒュー、ゼイゼイ言ってくる、いわゆる気管支喘息になると言われておりますので、咳喘息で吸入ステロイドなども治療されている方は、主治医の先生と相談して、しっかりと治療を続けていくことが重要です」

長引く”せき”は、病院の受診を!

たかが咳と侮ってはいけません。

 

 

岡澤医師

「最初の3日くらいというのは、どなたでも風邪のような症状で咳が出てくることがあります。その時点で息苦しさとか、痰に血が混じるとかあれば、やはり早期に病院の受診をお勧めします。一方、風邪などの咳も3週間、特に8週間以上長引くような場合には、怖い病気が隠れていることがありますので、長引く咳の時にはぜひ病院の受診をお勧めします」

このページをシェアする

おすすめリンク