万が一の場合の対処法…心臓マッサージとAEDのやり方わかりますか【いっちゃん☆メディコ】
夏の行楽シーズンでは、アウトドアのレジャーやおでかけ先で万が一の事態に遭遇することもあるかもしれません。
人が倒れたとき、誰しもまずは救急車を呼ぶでしょうが、到着するまでに何かできることはあるでしょうか。
その対処法を、富山大学 医学部 救急医学講座 教授の土井智章(どい ともあき)医師に聞きました。
(2024年7月29日放送。情報はすべて放送時のものです)
救急車が到着するまでの間にできること
土井医師
「大きく分けて2つあると思います。心臓マッサージとAEDという除細動器を使うことだと思います」
富山県の場合、119番通報をしてから救急車が到着するまでに8分30秒かかります。
心臓マッサージはどうやってやる?
土井医師
「倒れている方がおられて、その方がもう息もしていないというふうに判断されたら、胸を強く押すという心臓マッサージという行為が必要になります。胸の真ん中に手を置いて押すという形で、1分間に100~120回。かなり速いペースになります」
心臓マッサージは胸の真ん中を1分間に100~120回のペースで押します。
◆心臓マッサージの手順
では、どれくらいの強さで何分ほど続ければいいのでしょうか。
土井医師
「5センチぐらいへこむ形がいいと思います。2分間ぐらいが限界だと思いますので、その場にいる人で2分間ぐらいを目安に交代していただきながら救急車が来るまで心臓マッサージを続けていただくという形でお願いします」
救急車が来るまで複数の人で心臓マッサージを行うようにしてください。
AED(自動体外式除細動器)の使い方
次にAEDの使い方についてです。
AEDは心臓に電気ショックを与えて正常なリズムに戻す医療機器で、公的施設やショッピングセンター、民間施設などで設置が進んでいます。
土井医師
「心臓が動いていない、反応がないという状況であれば、AEDの機械を使ってパッドを貼っていただけると、自動的に機械が判定してくれます。その方が電気ショックが必要かどうかというのも機械が判定してくれますので、その機械の音声案内どおりに行動を起こしていただければ問題ないと思います」
AEDは本体と体に貼り付けるパッドがセットになっています。どうやって使うのでしょうか。
もしショックの必要がなければ、それもAEDが教えてくれます。
万が一のとき、救急車が来るまでにどう行動するかが大事と言えそうです。
土井医師
「やはり人が倒れたというところに遭遇したり、またみなさんの愛する人が倒れたりする時があるので、一般的な救命処置は身に付けていただいた方がいいのかなと思います」