【リリース】介護現場にインカム導入 ICT化推進でサービス向上へ
医療法人社団尽誠会 野村病院
医療法人社団尽誠会 野村病院(富山市水橋)は3月、併設している介護医療院尽誠会にインカムを導入しました。
4年前に導入した富山県下初となる介護医療院全室(100室)の見守りセンサーや介護記録と合わせ、利用者の安全確保・介護サービスの質向上・職員の負担軽減をさらに進めていきます。
野村病院では、人口構造や社会経済状況の変化を踏まえ、次の施策に連動したICT化を積極的に進めています。
地域包括ケアシステムの深化・推進
自立支援・重度化防止に向けた対応
良質な介護サービスの効率的な提供に向けた働きやすい職場づくり
制度の安定性・持続可能性の確保
2025年3月に、介護の現場にインカム20台を導入。職員間のコミュニケーションを円滑にし、利用者の満足度の向上をめざしています。
介助中に別の利用者から急に依頼された場合でも、インカムで他の職員に連絡することで、より迅速な対応が可能となります。
「生産性向上推進体制加算」上位区分へ
厚生労働省は2024年度の介護報酬改定で、デジタル技術などを用いた介護サービスの向上を目指す「生産性向上推進体制加算」新設しました。
取得には、介護サービスの質の確保やテクノロジー機器の導入などの要件を満たす必要があります。制度には(Ⅰ)(Ⅱ)2つの区分があり、野村病院は今回のインカム導入で上位区分(Ⅰ)への変更を見込んでいます。
インカム導入と同時にバックオフィス業務の効率化も図ります。
長年使用してきたホームページのシステムが複雑化し、非効率的で属人化した状態を改善するため、ホームページ作成ソフトを導入。編集などの操作が簡単な最新のCMS(コンテンツ管理システム)で、現在手作業で作成しているパンフレットや案内資料の自動作成機能も備えています。
次の50年を見据えた新たな価値創造へ
2025年には新築移転20周年、開院58周年を迎える医療法人社団尽誠会 野村病院。野村祐介理事長は「日本の人口と労働人口の減少は、介護業界に深刻な影響を与えている。高齢者が増加する一方で介護職員の不足が進んでおり、改善にはデジタルトランスフォーメーション(DX)が重要。介護記録のデジタル化や遠隔モニタリングシステムの活用で介護職員の負担を減らし、サービスの質向上を図りたい。DXの進展が介護業界の持続可能性を支えるカギとなる。次の50年を見据えた新たな病院価値・施設を目指していきたい」と話します。