2024年能登半島地震で震度5強を観測した富山県氷見市にある「酒のスーパー マックス」の紹介記事です。
氷見市は石川県との県境、能登半島の東側付け根に位置し、建物の倒壊や断水など大きな被害が多数出ています。氷見市柳田にある「酒のスーパー マックス」でも商品の落下や破損などの被害が出ましたが、通常営業を再開しているとの情報を受け、2023年8月に公開した記事を再掲載します。
店長の日名田さんは「友人や知人も大きな被害を受けていて気持ちも沈みがちですが、同業者や常連のお客さんたちの励ましもあり、できることから始めたたい」と話し、余震に備えて配置を変えるなどの工夫をしながら営業しています。
なお、富山県氷見市では、今も地震による液状化や余震などの影響が続いています。「酒のスーパー マックス」を訪れる際は、安全を確保していただくと同時に、被災された方々への配慮もお願いいたします。
連日35℃を超える猛暑日続き…。
こんな季節は冷たいビールがおいしいですが、いつもとちょっと趣向を変えてクラフトビールなんてのもいいですよね。
富山県氷見市に北陸トップクラスのクラフトビールの品揃えを誇る酒店があるのをご存知ですか?
ふつうの酒店に見えて、実はクラフトビールの聖地!?
その店とは、氷見市柳田にある「酒のスーパーマックス」。
一見どこにでもある小さな酒屋さんですが、クラフトビールの品揃えに関してはこの辺りでダントツです。
棚一面にずらっと並んだコレ、全部がクラフトビール!
国内外あわせて約200種類もあるといいます。
迷ったら“パケ買い”も楽しい!個性的なビールたち
あまりにも種類が豊富で選べないので、好みのパッケージで買っていく人も多いそう。
クラフトビールは、ビールの風味やブルワリーの特徴を彷彿とさせる個性的なラベルのものも多いので、パッケージから味を想像するのも楽しみのひとつです。
こちらは香川のブルワリーが作っているビールで、その名も「HIYASHI UDON」。
パッケージも名前もうどん感を強調していますが、別にうどんと合わせて飲むためのビールではないそう。
ビールのホップをうどんの出汁にたとえるなど、うどんの作り方をなぞらえた一風変わったコンセプトのビールです。
オススメのペアリングフード…ならぬ、ペアリングミュージックが書いてあるものも。
このビールを作っているブルワリーは、音楽家でありライブハウスや音楽レーベルも運営しているという人が立ち上げたそうで、ビールを味わう時にあわせて聴いてほしい音楽をオススメしているんだとか。
パッケージに二次元コードがついていてビールの詳しい情報にすぐアクセスできるものや、神奈川県茅ヶ崎のクラフトビールの缶にはサーフボードを運ぶ富士山というご当地感あるイラストも。
こちらはオレンジ、ココナッツ、バニラなどが入ったアメリカ生まれのクラフトビール。
ビールと言うよりはみかんジュースのような色合い。
「スムージーサワー」というスタイルのビールだそうで、確かにフルーツのスムージーのようなトロッとした舌触りです。
フルーティーな味もあいまって、まるで海外のグミを食べているような風味。とてもおいしいのですが、アルコール度数は8%と一般的な日本のビールに比べて高めなので、飲み過ぎにはご注意を!
一方、こちらは最近仕入れたばかりという一杯。
柑橘系の酸味とスッキリ感が人気の、別名「大人のポンジュース」。
みかんの甘さがふわっと包み込んでくれるような味わいで、ビールが苦手という方でも親しめそうな味です。
フランスのブルワリーが日本のブルワリーとコラボした超レアなビールで、次また飲みたい!と思ってももう飲めない可能性もあるそう。
大量生産でないからこそ出せる冒険的な味、クラフトビールとの出会いは一期一会なんですね!
グリーンティーのヘイジーは濁り系。
麦芽の滑らかな口当たりに、香り高いお茶の風味が融合した和テイストなビールです。
コクが感じられますが、飲み口はスッキリ!
「同じスタイルでも全部味が違うので。次また飲んでみたい、新しい味に会いたい!と思うんですよね」
店長の日名田さんはビール好きが高じて、なんと2022年には常連客とオリジナルビールまで作ってしまったそう!
クラフトビールが新たな出会いを連れてきてくれて、世界がどんどん広がっていると語ってくれました。
2023年からは、店でクラフトビアガーデンも開催しているそう。興味がある人はお店のホームページやInstagramを要チェックです!
店舗情報
【酒のスーパー マックス】
住 所 富山県氷見市柳田1338番地
営業時間 10:00~19:00
定 休 日 火曜日
電話番号 0766-91-1952
公式ホームページ:https://sake-max.com/
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2023年7月28日放送
記事編集:nan-nan編集部