KNBふるさとスペシャル「森のごちそう 卒業と「もうひとつの学校」」 3月24日(日)午後4時25分
KNBふるさとスペシャル「森のごちそう 卒業と「もうひとつの学校」」3月24日(日)午後4時25分
富山県砺波市の“みやの森カフェ” の自慢は、
美味しいごはんとスイーツ、だけではありません。
実は不登校の子どもたちが集まる「フリースクール」でもあるのです。
店主の加藤愛理子さんと水野カオルさんは、
長年、不登校や障害がある子どもの教育に携わってきました。
「学校でも家でもない、自分らしくいられる居場所になってほしい」と願います。
KNBが取材を始めたのは2年前。子どもたちの成長を追いかけてきました。
「学校に行けんくなったから ここにきた。行くと体がしんどくなる…」と打ち明けたのは、こうたろうくん(当時小4)。
発達障害があり、読み書きが苦手。「学校に行かなきゃ…行きたくない」小さな体で葛藤を繰り返してきました。
「ここはもうひとつの学校。人と出会えるし、学びはある」
フリースクールとの出会いから約2年。身長はぐんぐん伸び、料理の腕前も上達。
カフェで出会った耳の聞こえない女性と話してみたいと、手話教室にも通い始めました。
いよいよこの春からは中学生です。こうたろうくんは、どんな道を選ぶのかー
ごはんを食べて、ひとやすみして、さあ出発!
12歳。小さくも、力強い、一歩を見つめます。