六本木で森英恵展を観る & 環水共創パートナーズ
先週末、大学時代の同期会に参加するため東京に行ってきました。同期会の場所が、普段めったに行かない六本木だったので、それならばと六本木にある国立新美術館に立ち寄りました。国立新美術館は2007年に開館。建築家の黒川紀章氏が設計した数多くの美術館の中で、生前に完成した最後の美術館です。(黒川氏は2007年に亡くなっています)「森の中の美術館」をコンセプトに設計された建物の南側は、波のようにうねるガラスカーテンウォールが曲線を描いていて、とても美しく独創的でした。
その美術館で開催されていたのが「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」という企画展。
今週の写真は「国立新美術館で森英恵展を観る!」
日本のファッションを牽引した森英恵さん。2026年は生誕100年の年ということで、亡くなってから初となる回顧展が今月15日から開催されています。戦後の高度経済成長期の日本で、家庭を持ちながらデザイナーとして社会的にも大きな仕事を成し遂げた森英恵さん。会場にはオートクチュールのドレスや資料など約400点の作品が展示されています。日本産の帯地や絹織物などの高品質な素材、すばらしい技術をもって世界に挑んだ数々のドレスからは森英恵さんの美意識と創造力の高さがあふれていました。あの時代に、子どもを育てながら世界で活躍した森英恵さんを心からリスペクトします。
私が担当するKNBラジオ午後の生放送「でるラジ」木曜のインタビューコーナー「VISION the TOYAMA」。先週4月23日のゲストは富岩運河環水公園の運営をしている企業共同体、環水共創パートナーズの構成企業のひとつ、富山市茶屋町にある飛鳥ガーデンの伊藤直志さんでした。
「富山県民の心の居場所をつくる」環水共創パートナーズ(飛鳥ガーデン) 伊藤直志さん(2026.4.23)
代表企業のホクタテのほか、金岡造園、久郷一樹園、飛鳥ガーデン、そしてタイムズ24が構成企業となっている環水共創パートナーズは指定管理者として、公園の美しい景観を常に高水準で保つ維持管理と毎月第 3 日曜日の「環水公園の日」のイベントの開催などに取り組んでいます。運営のコンセプトは「環水公園を県民のリビングに」「富山県を1 つの家としてとらえてそこに住む県民は家族という視点。リビングは家族が自然と集まって会話が生まれ、自分らしく過ごせる大切な居場所。それを富山県に置き換えて、環水公園を県民にとってのリビング、最大の居場所にしていこうという考え」なのだそうです。
飛鳥ガーデンは会長を務める直志さんの祖父が60年前に創業。社長は直志さんの父、そして29歳の直志さんが3代目となります。中学生の頃から家業の造園業を将来的には継がなければならないと思っていたという伊藤さん。「造園業は大変な仕事。きついし高いところの危険な作業もあり、3Kと言われることもある。一方で公共の場所の緑地管理、環境整備など地域に直接かかわれる仕事はやりがいがある。」「窓ガラスが 1 枚割られていると周りのガラスもどんどん割られてしまうという『割れ窓理論』のように、街にゴミが1 つでも落ちていると自分もゴミを捨ててもいいと思ってしまう。そこで自分たちが仕事を通して街をきれいにすることで、街がさらにきれいになっていく。造園業として街をきれいにしていくことでそこに住む地域の人やそこを通る人たちの心を癒すことができる。『きれいな街にきれいな心が育つ。』というのが自分の信念。」と伊藤さんは話します。
「最近は若者を中心に県外への人口流出が課題だが、自分も大学進学、就職で県外に出た立場。その時は富山にはやることがない、つまらないと思っていたし、郷土愛もなく、心の居場所を見つけられていなかった。富山にみなさんの心の居場所を増やすことで郷土愛が芽えていく」と話し、その心の居場所づくりに情熱を注いでいる伊藤さんです。
毎月第3 日曜日の環水公園の日の今年のテーマは「人と出会い、人と繋がる」5月17日には「WELCOME RUN 2026」を開催します。走る距離は自由でタイムを競わず、心地よい風と、街の風景、そして当日に出会う仲間との笑顔を楽しむイベント。伊藤さんは「走るのが好きな人もこれから走ることを始める人も全員がウェルカムな関係を築ける素敵なイベントにしたい。」と話していました。
「VISION the TOYAMA」はKNB公式YouTubeに動画をアップしています。そちらもぜひご覧ください。今日4月30日のゲストは全国の富山県出身者やゆかりにある人向けに、富山のニュースや活躍する富山県人を伝える月刊誌「富山県人」を発行する「富山県人社」社長の高島一誠さんです。13時10分過ぎからの放送です。