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ANNOUNCER アナウンサー

誰かに似ている?36年前の私 & ふるさととともに48年

今週の写真は「36年前の私」

月刊グッドラックとやまの記事
(1989年9月号)
月刊グッドラックとやまの記事
(1989年9月号)
36年前の私と今の私
36年前の私と今の私

入社間もない頃の私へのインタビュー記事が掲載されたタウン誌「月刊グッドラックとやま」。この雑誌を発刊する中村孝一さんが唱えていた「滝廉太郎の『荒城の月』のモデルは富山城ではないか?」という話題を当時私が担当していたテレビ番組「ズームイン朝!」で全国に紹介したご縁で、私のことを取材していただいたのでした。太い眉、ミニスカートと肩パッドの入ったファッションに時代を感じますね。誰かに似ているような気もします・・・。「人に触れ、街に触れるこの仕事が好き」という見出しがつけられた記事を36年ぶりに読んで、当時のことを思い出しました。初心を忘れずに今日も頑張ります!

さて私が担当するKNBラジオ午後のワイド番組「でるラジ」木曜のインタビューコーナー「VISION the TOYAMA」。先週8月14日のゲストはその「月刊グッドラックとやま」会長の中村孝一さんでした。富山県内のタウン誌の先駆けとして1977年に創刊された「月刊グッドラックとやま」誕生の経緯や、80年前の富山大空襲で自分の命が救われた場所、松川への思い、平和への思いを伺いました。

「幸福を得る道は他の人々に幸福を与えることによって得られる」月刊グッドラックとやま 会長 中村孝一さん(2025.8.14放送)

月刊グッドラックとやま 会長 中村孝一さん(80)
月刊グッドラックとやま 会長 中村孝一さん(80)

10歳の時、ボーイスカウト活動に参加した中村さんはボーイスカウト運動の創始者であるロバート・ベーデン-パウエルの「幸福を得る本当の道は他の人々に幸福を与えることによって得られる。」という言葉と出会います。その言葉を胸に世界の平和を考えてきたという中村さん。今から50年ほど前、富山で開催されたボクシングの世界タイトルマッチに出場したフィリピンのチャンピオンと知り合い、彼との友情や自身の信条などを描いた「はばたけ友情の翼」という本を1年かけて書きました。「幸福を得る本当の道は他の人々に幸福を与えることによって得られる。」がテーマの本を読んだ全国の人から「もっと書いてほしい」と多くの便りが届いたとのこと。本をまた1年かけて書くのはたいへんだが、自分だけでなくみんなで一緒に記事を書く雑誌ならできるではないかと始めたのがタウン誌「グッドラックとやま」でした。

昭和50年(1975年)に中村さんが出版した書籍
昭和50年(1975年)に中村さんが出版した書籍

また、中村さんは富山市中心部を流れる松川を観光名所にしようとおよそ40年前から取り組んでいて、松川の遊覧船を運航する会社「富山観光遊覧船」を設立し1988年から遊覧船を運航しています。「グッドラックとやま」の企画で座談会を開いた時に、若い女性の「友達が来ても富山には連れて行くところがない」という言葉を聞いて、ベニスのような水の都を富山のまちに作ろうと思ったのがきっかけとのこと。中村さんにとって松川は特別な場所でした。生後11ヶ月の幼子だった中村さんは、80年前の富山大空襲の日、母に背負われて兄弟たちと一緒に松川に浮かぶ笹船に避難。焼夷弾の破片が背中に当りましたが奇跡的に命が助かりました。「グッドラックとやま」の8月号には毎年、戦争への思いを掲載しています。戦後70年の時は「戦争を知る世代は確実に減少し戦争は遠い存在となったが当時の悲惨な状況を振り返り先人から託された願いに思いを馳せたい」と特集を組み、今月1日発行の今年の8月号にも戦後80年にあたり、「富山大空襲からよみがえった富山市中心部・平和のシンボル空間へと生まれ変わった松川」というタイトルの記事を掲載しています。

「グッドラックとやま」2025年8月号
「グッドラックとやま」2025年8月号
毎年平和への思いを込めた手記を掲載
毎年平和への思いを込めた手記を掲載

中村さんは「人類が永遠に平和で幸福で暮らすことを本当に望むならば、兄弟愛という武器が必要。人類はみんな兄弟であるというスピリットを持てば世界中の人々が戦争はとんでもないことだとわかる。みんなが兄弟のような気持ちで互いを愛し合う。そのスピリットをグッドラックとやまの紙面に込めている。」「長年タウン誌に取り組んできた中で市民が富山に誇りを持てるようになってきたことに1番やりがいを感じる」「グッドラックはわれわれに心の糧を与え、われわれを勇気づける記事を取り上げ、高い理想と希望と向上心を絶えず持ち続けるよう、読者を激励するという目標に向かって、読者と共に素晴らしい人生を歩んできたい。」と未来へのVISIONを語っていました。

インタビュー記事から36年目の再会
インタビュー記事から36年目の再会
80歳とは思えない若々しさの中村さん
80歳とは思えない若々しさの中村さん

「VISION the TOYAMA」はKNB公式YouTubeに動画をアップしています。そちらもぜひご覧ください。

今日8月21日のゲストは城端蒔絵 十六代 小原治五右衛門さんです。

今年で創業450年となる城端蒔絵を小原家一子相伝として受け継いでいます。13時10分過ぎからの放送です。

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