梅干しにも暑すぎる夏 & 音楽や農業を医療・リハビリに取り入れる
今週の写真は「梅干しの土用干し」
雨よりも連日続く猛暑が印象に残った梅雨が明け、さらに暑さ厳しい日が続いています。そんな中、先週末、梅干しの「土用干し」をしました。「土用干し」は梅雨が明けて安定した晴れの天気が続くころに、塩漬けにした梅を天日で3日間干す作業のこと。例年天気予報を見ながらいつ干そうかと考えるのですが、今年は考える必要もなく連日、晴れの天気。暑すぎて梅酢が入った陶器製の甕が割れてしまうのではないかと心配になるくらい・・・。本当は夏バテ防止に今こそ梅干しを食べたいところですが、半年ほど寝かした方が味がまろやかになるそうなのでしばらく我慢します。
さて、私が担当するKNBラジオ午後のワイド番組「でるラジ」木曜のインタビューコーナー「VISION the TOYAMA」。先週7月17日のゲストは高岡市にある光ヶ丘病院理事長補佐の新藤悠子さんでした。新藤さんはイベントやワークショップなどを開催し、自分らしく生きることを地域に発信する一般社団法人ヒカリプロジェクトの代表理事も務めています。
「病院をみんながつながる場所に!」光ヶ丘病院理事長補佐・ヒカリプロジェクト代表理事 新藤悠子さん(2025.7.17放送)
新藤さんは、富山大学医学部(現在の富山医科薬科大学医学部)を卒業後、慶應義塾大学医学リハビリテーション医学教室に入局。リハビリテーション科専門医を取得し、臨床や研究に携わってきました。そして2020年にふるさと高岡に戻り、光ヶ丘病院に勤務しています。
新藤さんたちが取り組む「ヒカリプロジェクト」では、病院を病いの人だけの場所ではなく、子どもから高齢者まで、障がいのあるなしに関わらず、患者も職員もみんなが生き生きと自分らしく過ごしせる場所、居心地よくつながることができる場所にすることを目指しています。心のケアとして、音楽、アート、農業活動などを病院内に取り入れて、イベントや地域の他の分野とのコラボレーションなどを通じて、地元高岡・富山を元気にすることを目指しています。
病院の敷地内に作った畑、リハビリファームは、車いすや杖を使っている人もかかわれるよう工夫されていて患者や職員、地域の人たちみんながリラックスしたり、リハビリをしたり、野菜を植え世話をしたり、散歩したりする場所。定期的にイベントも行っています。
「土いじりは心も体も元気にする。お年寄りが自然と畑に手を伸ばしたり、昔、農作業をしていたことを思い出して話が盛り上がったり、生き生きとした姿を見ることが多い」と話します。
また音楽療法を定期的に行っていて、ホールや病室で生演奏をしたり、参加者が輪になってドラムなどの打楽器などで即興の音やリズムをみんなで作る「ドラムサークル」を行っています。叩くだけ、振るだけなので、体が不自由な人も参加できるのが特徴です。音楽療法には高岡銅器の癒しの音を活用していて、オリジナル曲(音楽療法士の松井千代子さん作詞作曲)を制作しました。能作の風鈴、山口久乗の久乗編鐘、シマタニ昇龍工房のおりんなど、複数の高岡銅器の音を入れて収録し、イベントで披露したりリハビリに活用しています。
新藤さんは「ヒカリプロジェクト」に取り組み、光ヶ丘病院が子どもから高齢者まで障害があるなしに関わらずみんながつながる場所になればいいと思っている。そうした場所が高岡、富山全体に広がっていけば嬉しい。」とVISIONを語っていました。
「VISION the TOYAMA」はKNB公式YouTubeに動画をアップしています。そちらもぜひご覧ください。今日7月24日のゲストは富山市出身、東京を拠点にダンサーとして、ダンス講師、振付師として活躍する百世こと、牧田百世さんです。13時10分過ぎからの放送です。
そして27日(日)は「KNBサマーフェスティバル2025」開催!ラジオの特別番組は10時から15時まで5時間生放送です。スタジオ見学もできますよ。みんなで「ENJOY!」しましょう。