追悼 脱炭素の実現に情熱を注いだ水木社長 & 富山の歌姫登場
「アルミごみから水素を作る!」水木社長との突然のお別れ
「脱炭素を達成し未来の子どもたちに良い環境の地球を残したい。」そう熱く語っていた高岡市のアルハイテック社長、水木伸明さんの訃報が先週、突然届きました。水木さんは廃棄物となるアルミから水素を作る世界初の独自の技術を開発。最近では、新幹線車両製造時に出る廃アルミで水酸化アルミを作る技術がJR東海と大成建設の環境配慮コンクリート製品に採用されるなどさまざまな分野で活用されています。
「アルミごみから水素を作る!」というひらめきから実用化まで15年。途中、大病を患いながらもあきらめることなくさまざまな苦労を乗り越えてきた水木さん。私が担当するKNBラジオ午後のワイド番組「でるラジ」木曜のインタビューコーナー「VISION the TOYAMA」に2021年6月に出演された時、「アルハイテックの技術が世の中の役に立てるスタートを切ることができて素直にうれしい。未来の子どもたちのために脱炭素社会を実現したい」と熱くビジョンを語っていました。水木さんが大事にしているのは「何事も前向きにとらえること」いつも明るくて周りを元気にするエネルギーにあふれる方でした。65歳でのお別れは早すぎます。ご家族によると体調を崩してから1週間ほどで旅立たれたとのこと。残念でなりませんが、水木さんのいつも前向きな姿勢と「未来の子どもたちに良い環境の地球を残したい」という思いをしっかりと引き継いでいきたいです。番組で「カラオケの十八番はアリスのチャンピオン」と話していた水木さん。お空の向こうでもファイティングポーズをとって誰かのために前向きに戦っておられることでしょう。水木さん、これからは少しゆっくりと休んでくださいね。心からご冥福をお祈りします。
さて、私が担当するKNBラジオ午後のワイド番組「でるラジ」木曜のインタビューコーナー「VISION the TOYAMA」。先週5月22日のゲストは富山出身のシンガー、布上智子さんでした。
「生涯現役でいたい!」シンガー 布上智子さん(2025年5月22日放送)
サンバ・ボサノヴァを中心に県内外で活躍するシンガー、布上智子さん。ソロ活動のほか、女性ヴォーカルグループ「grava」のメンバーとして、またさまざまなミュージシャンとも演奏活動を行っています。素顔は小柄でキュートな布上さんですがいざステージに立つと、その歌唱力と存在感に圧倒されます。
歌を始めようと思ったのは27歳の時。友人から「自分のやりたいことをやればいい」と背中を押されて「自分は歌手になりたいんだ!」と強く思いこの世界に飛び込んだのだそうです。番組では結成20周年を迎える「grava」への思いや、人生の転機となったブラジル音楽との出会いなどについてたっぷりお話を伺いました。本物のブラジル音楽を感じたいとブラジルに暮らしていた時期があり「リズムの面白さや楽しさ、いろいろな色が混じり合って見える夕焼け空のように、美しくてずっと見ていたい、聞いていたい複雑なハーモニー、悲観的なことも楽しんで音楽につなげて人生の糧にしているブラジルの音楽に魅かれた」そうです。「自分はワクワクしていないと息ができなくなる。うまくいかないことがあってもそれは怖いことではない。いばらの道でも心が赴くまままに自分を信じていきたい。」「生涯現役でいたい。そのためには健康であること。そして求められる私であること。それを実現できるように日々過ごしたい」と歌うことへの熱い思いを語る布上さんでした。
布上さんの声が好きでこれまでもファンだった私ですが、お話を伺ってますます大好きになりました。
「VISION the TOYAMA」はKNB公式YouTubeに動画をアップしています。そちらもぜひご覧ください。
今日5月29日のゲストは地域のにぎわいづくりなどに取り組むNPO法人まちづくりスポットとやま代表理事の田辺友也さんです。13時10分過ぎからの放送です。