未利用魚をおいしく! & 人と人をつなぐ場所
「未利用魚」を知っていますか?形が悪かったり水揚げ量が少なかったりという理由から市場で流通しにくく多くが廃棄されていますが、食べるとおいしくて価値のある魚のことです。富山湾でも水揚げされる未利用魚を有効活用しようと、射水市新湊地域の漁師、フランス料理のレストラン、そして富山高専射水キャンパスの学生たちがコラボしてプロジェクトをスタートしました。プロジェクトのタイトルは「きときとのその先へ」。
新湊の漁師、八ツ橋佳太さんが鮮度を保たせる「神経締め」で処理した魚を提供。そしてレストランSazanのシェフ黒崎俊則さんがメニューを考案し調理。商品開発を学び地域活性化に取り組む富山高専のアントレプレナー研究同好会の学生たちが販売方法のアイデアを出し情報発信を行っています。今月6日、レストランで提供する未利用魚を使ったコース料理の試食会があり行ってきました。未利用魚の「エソ」のムースや燻製、「イネゴチ」のマリネなどをいただきました。エソやイネゴチを食べたのは初めてでしたがお世辞抜きに美味!黒崎シェフの腕はもちろんのこと、八ツ橋さんが船上で魚を神経締めをすることで魚のうま味が増しているのがおいしさのポイントとのこと。この日は「神経締め」の実演もあったのですが見事でした!黒崎シェフは「未利用魚をおいしく味わえることを知ってほしい」と話していましたが、本当に驚きのおいしさでした。
水揚げされる魚の約2割が未利用魚だそうです。これを有効活用することは持続可能な漁業につながるとともに地震で被害を受けた水産業を盛り上げることにもなると思います。
新しいコース料理はレストランSazanで来年1月中旬から提供される予定です。
さて、私が担当している午後のワイド番組「でるラジ」木曜のインタビューコーナー「VISION the TOYAMA」、先週12月5日のゲストは富山市中央通りにあるカフェ&レンタルスペース「Tsunag.(ツナグ)」代表の小泉睦子さんでした。
「人間にできないことはない。人生を楽しまなきゃ!」
カフェ&レンタルスペースTsunag.代表 小泉睦子さん(12月5日放送)
富山市中央通りで生まれ育った小泉さん。以前両親が営んでいた子ども服のお店があった場所をカフェに形を変えて、みんながつながり集まる場所にという思いを込めて「Tsunag.(ツナグ)」をオープンしました。喫茶スペースのほかレンタルスペースではヨガや、ジャズ・フォーク・R&Bなどの音楽ライブ、ピアノやギターの発表会などさまざま用途で利用されています。料理教室や流しそうめんなどユニークなイベントのほか、毎週木曜の夜には 「まちなかDialog」と題して、さまざまなゲストが自分の思いを語る交流会を開いています。小泉さんはゲストの話を聞く中で「人間にはできないことはない。人生を楽しまなきゃ!」と思ったとのこと。そして「やりたいことをちょっとやってみると、それ楽しそうって人が集まってきて、人の輪ができてくる。」のだそうです。そんな人の輪から生まれたのがTsunag.(ツナグ)の音楽イベント「まちなかフェス」。街のにぎわいにつなげようと去年初めて企画し、12月8日には6回目のフェスを開催しました。今回はオリジナルソングの合唱披露もしたそうです。小泉さんは「富山市の中心商店街が寂れていくことは本当に寂しい。でも何もしないで寂しいこのままの状態を見ているのではなく、自分にできることもあるはずだと思った。Tsunag.(ツナグ)という店を始めてそれがフェスにもつながっている。フェスはささやかなものだが、みんなが交流できる場を作って子どもや若者たちの笑い声が聞こえるような街に盛り返していけたら」と話していました。
「VISION the TOYAMA」はKNB公式YouTubeに動画をアップしています。そちらもぜひご覧ください。今日12月12日のゲストは富山第一高校サッカー部元監督で、先月までモンゴル代表チームなどの監督を務めていた大塚一朗さんです。13時10分過ぎからの放送です。