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いっちゃん☆メディコ

放送日時
毎週月曜放送(「いっちゃん☆KNB」内)

【冬に気をつけたいこと】ゲレンデで動けない人を見つけたときにやるべきことは?【いっちゃん☆メディコ】

冬のスポーツの安全な楽しみ方や、事故に遭遇した時の対処について

富山大学医学部 救急医学講座の土井智章(どい ともあき)教授に聞きました。

(2023年12月4日放送。情報はすべて放送時のものです。)

土井医師

「我々のような救急の病院で働いているものからすると、やはりウィンタースポーツによる外傷じゃないでしょうか。ケガですね、それが一番、今後増えてくると思います。」

ウインターシーズン!どんなケガに注意が必要?

本格的なウインタースポーツシーズン。どんなケガに注意したらいいのでしょうか?

 

 

土井医師

「一番多いのは、四肢と言いまして手足の怪我が多いんですけれども、その他に体の中心ですね。例えば頭、首の骨、胸、お腹、骨盤といった大きな骨、そういったところの怪我も多くなってます。」

どんな点に注意したらいい?

どんなことに注意したらいいのでしょうか?

 

 

土井医師

「スノーボードで後ろ向きに倒れて、首の骨を折って手足がしびれたりとかですね。あと頭打って意識がなくなったりとかですね、そういった怪我も多くなってます。」

スノーボードでのケガが増加傾向!?

岐阜県内のスキー場などで、スノーボードとスキーで大きなケガをした人のケガをした部位を示したデータを見てみると、調査時はスノーボーダーの割合が多いこともありますが、スノーボードによるケガのほうが多いように見えます。

 

 

土井医師

「スノーボードは両足が一つの板に固定されてますので、もう前か後ろしか、なかなか倒れにくいという状況にありますので、特に体重のかかりやすい後ろ側に倒れてしまって、後頭部をぶつけるとか、首の骨を折ってしまうというようなことが多く報告されています。いろいろ技を決めたりとかですね、そういったことができるスキー場も増えてますので、そういったところで、いろいろ技を仕掛けて、後ろ向きに落ちるという方が多くなってきてます。」

冬のスポーツ、ケガを防ぐには何に気をつけたらいい?

事故を防ぐためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

 

土井医師

「スノボだと頭の外傷が多いですので、やはりヘルメットをかぶるとかですね、あと腰のあたりにプロテクターを付けるとかですね、そういったものは市販されておりますので、そういったものを使用していただくということで怪我を防げるかなと思います。自分の技量にあった滑り方をしていただければ基本的に楽しくて安全なスポーツだとは思いますけれども、やはり何かしら難しいことをやるとかですね、さらに上級編に臨みたいというときにはしっかり指導いただきながらなどやっていただければいいのかなと思います。」

動けなくなった人を発見したらどう対処する?

もし冬のスポーツを楽しんでいるときに、動けなくなっている人を見つけたらどうしたらいいのでしょうか?

 

 

土井医師

「やっぱり意識がないとかというのは非常にあの危険な状態だと思います。それは怪我なのか、元々のご病気なのか、それはわかりませんけれども、やはり意識がない、呼びかけて反応があればまずは大丈夫かなと思います。まずは意識を確認していただきたいなと思います。」

 

 

危険な状態とわかったらすぐに近くの人に助けを求めましょう。

助けが来るまで、現場でできることは何?

助けが来るまでに注意しなければならないことはどんなことでしょうか?

 

 

土井医師

「まずはですね、自分の身と倒れられてる人の身の安全を確保していただきたいなと思います。スキー場ですと上からどんどん滑り降りてきますので『ここに倒れてる人がいますよ』ということを示していただきたいなと思います。大きく手振ったりとか、中には板とかを外して板を立てかけたりとかして、ここに人が滑ってこないように、また人が滑ってきて2次被害が起きないようにというような形でやっていただくのがまず第1かなと思います。」

けが人を動かしても大丈夫?

ケガ人を安全な場所に移動したのほうがいいのでしょうか?

 

 

土井医師

「基本的にはあまり動かさない方がいいかなと思います。首の骨が折れてたりすると、動かすとますます悪化することもありますので、基本的にはあまり大きく動かさないということがいいかなと思います。」

スポーツの危険性も理解し、無理をしないことが大切!

様々なスポーツを楽しむ際は、危険性も理解し、無理をしないことが大切です。

 

土井医師

「ウィンタースポーツは非常に楽しいスポーツですので皆さんにやっていただきたいと思うんですが、スポーツという以上は危険性もありますので、そういったものを理解していただいた上で、自分の実力に合った滑り方で楽しんでいただければと思います。」

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