吉村家の直弟子四天王!! 北陸・富山を代表する魚津の家系ラーメン【はじめ家】先着10名限定で豪華黄金丼での提供も
家系ラーメンと言えば、横浜・吉村家を総本山として多くのファンとそのラーメンに影響を受けた店が存在するラーメンのジャンル。
ガツンと濃厚な豚骨醤油のスープに太いストレート麺、ほうれん草や海苔、燻製チャーシューが人気です。
北陸発の直系店としてオープンして四半世紀
県外からもファンが多数訪れる人気店
「はじめ家」があるのは、富山県魚津市吉島。
新潟から京都まで、北陸を貫く大動脈の国道8号「吉島西」交差点の角にあり、北陸自動車道 魚津ICからも近い場所です。
店主の小沢肇さんは、元トラックドライバー。
横浜の家系総本山「吉村家」のラーメンに魅せられて弟子入りし、2001年に北陸初の直系店として「はじめ家」をオープンしました。
長いカウンター席に小上がりのテーブル席がありますが、開店と同時に満席になることも少なくない人気店。「直弟子四天王のひとり」として高い評価を受け、全国から家系ラーメンのファンが訪れます。
家系元祖の吉村実さんが今でも年に数回は来店
師匠直伝のフレッシュな豚骨醤油スープ
「吉村家」創業者で師匠の吉村実さんが、オープンして23年経った今でも年に3、4回は足を運ぶという「はじめ家」。そのたびにチェックを受けるという直伝のスープは、大量の豚骨と鶏ガラをじっくり煮込んで作られます。
「うちは、大量のガラを入れ替えすることによってフレッシュさを出してます。だから豚骨特有の臭みはないと思います」(小沢さん)
家系ラーメンの命ともいえる、豚骨醤油のスープ。
大量の豚骨を煮込んでとったスープは、口に含むと醤油の塩辛さがガツンときますが、後味に心地よい豚の香りと甘みが広がるのがポイントです。
濃厚なスープに合わせるのは、太めのストレート麺。
「師匠と東京の酒井製麺が、家系ラーメンのために開発した麺です。家系にはやっぱりこの太麺が最高です」と、小沢さん。
家系ラーメンのためにこだわり抜かれた麺は、ズズズ~ッと勢いよくいけるすすり心地と口に入った時の食感が絶妙です。
家系には欠かせない仕上げの鶏油(チーユ)は毎朝その日仕込み、そして、香りとやわらかさにこだわった燻製チャーシューも、本店での修行に忠実にその味と精神を守っています。
小沢さんの熱量が加味された一杯は、「はじめ家」ならではの味わいです。
本物の金箔を使用したひとつ3万円のラーメン丼
毎朝 先着10名のスペシャルな味を求めて大行列
そんな「はじめ家」が2023年6月から提供しているのが、金色に輝くラーメン丼。
「ほんとの金箔貼ってるんで、ひとつ3万円するんですよ。毎日、丁寧に洗って、そーっと拭いてます」と豪快に笑う小沢さん。
でも、どうして黄金に?
「お客さんに喜んでもらいたいし、朝から元気になってもらいたいなーって」(小沢さん)
毎日、先着10名限定で使用する黄金のラーメン丼。
普通のラーメンと同じ価格で、味やトッピングも特別に変えたりはしませんが、ただ黄金の丼に盛られてくるだけで元気とパワーがプラス、そして、誇りと自信に満ちた金色の「はじめ家」の文字に小沢さんの熱い想いも伝わってきます。
黄金の丼で食べたいという客で、今は開店前の行列がさらに長くなっているそう。11時の開店と同時に、先着10杯は即完売となってしまいます。
黄金パワーにあやかりたいという人はお見逃しなく。
店舗情報
【はじめ家】
住 所 富山県魚津市吉島67-1
営 業 11:00~22:00
電 話 0765-23-1789
定休日 月曜(祝日の場合は翌火曜)
駐車場 あり
出典:KNBテレビ「いっちゃん☆KNB」
2024年4月23日放送
記事編集:nan-nan編集部