KNBふるさとスペシャル「よりどころ~母からつなぐ、三姉妹食堂~」ある家族の物語 4月30日(日)午後4時
KNBふるさとスペシャル「よりどころ~母からつなぐ、三姉妹食堂~」4月30日(日)午後4時~4時55分
三姉妹が営む「山家食堂」。カウンターだけの小さなお店ですが、旬の食材をいかした素朴な料理が人気で、昼のランチ・夜の小料理ともに、常連や地元の客でにぎわっています。
「山家食堂」は、7年前に他界した三姉妹の母・静子さんが始めたお店。
立山町で暮らしていた静子さんは、モータリゼーションの普及で車や人の往来が活発になった富山市双代町にお店を構え、当時高校生だった次女・信子さんとともに住み込みでお店をはじめました。
母の病気を機に、東京で働いていた長女・貴美子さんが店を手伝うようになり、三人で山屋食堂を盛り立てます。母と距離を置いていた三女・恵美子さんも、夫の死から立ち直るため食堂を手伝うようになりました。
母・静子さんはお店の「シンボル」的存在として、晩年まで働き、99歳で逝去。お店の一角には母の遺影が飾られていて、その生きざまは、今も三姉妹の心のよりどころとなっています。
「山家食堂」での日常、それぞれの人生、亡き母への想いを通して「人がいきるための”よりどころ”」とは何なのか、考えます。