布橋を渡りました & ゴミを減らすアイデアは無限にある!
先月27日、立山町芦峅寺で3年ぶりに行われた「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」。友人に誘われ応募し、倍率3倍の抽選を引き当てて初めて参加してきました。
今週の写真は 「生まれ変わった私!」
布橋灌頂会はかつて女人禁制だった霊山立山に登れなかった女性たちが極楽往生を願う立山信仰の伝統的な儀式です。白い布が敷かれた朱塗りの「布橋」は「この世」と「あの世」の境界とされていて、白装束に身を包んだ女性たちが橋を渡ることで現世の罪や穢れを清め、生まれ変わるという意味合いを持っています。
数日前の天気予報では雨だったので心配していましたが、だんだん良いほうに予報が変わってきて、当日はさわやかな秋晴れとなりました。目隠しをして橋を渡る時は、自分の人生を振り返るのだろうと思っていましたが、実際には頭の中はまさに「無の境地」。何も考えずに無心で静かに歩を進めました。橋を渡り切り一度あの世を経て戻ってきたときは清々しく、真に生まれ変わったような気持ちになりました。
行事が終わった後、儀式を執り行う高僧(阿闍梨)から「今日皆さんは阿弥陀如来と、悪いことをしない、良いことをする、周りの人のためになることをする、この3つの約束をした」と言われました。この言葉を胸に生まれ変わった気持ちで日々過ごしていきたいと誓いました。(できるだけ頑張ります!)
布橋灌頂会には白装束の着付けや誘導などに町の人たちや地元の雄山高校の生徒らがたくさん参加していて、地域の誇りと伝統を守ろうという強い思いが感じられました。
半日スマホを手放して心を整えられたのも大きな収穫です。こんな素晴らしい体験の機会をくれた友人に、改めて感謝です!
さて、私が担当するKNBラジオ「でるラジ」木曜のインタビューコーナー「VISION the TOYAMA」。先週9月24日のゲストは、高岡市の有限会社
荒木商会社長・荒木信幸さんでした。
今年創業70年の荒木商会。産業廃棄物や金属スクラップの処理をはじめ、年間約600件もの遺品整理や家屋の片付けを手掛けています。また新たに「ROKA STYLE(ロカスタイル)」という会社を立ち上げ、昭和レトロな家具や雑貨などのリユース販売という新しい挑戦も始めています。
「『三方よし』の精神で安心して暮らせる未来を!」
有限会社 荒木商会社長・荒木信幸さん(2026.9.24)」
荒木商会のミッションは「ゴミのない社会を作ること」。障害のある人や高齢者、外国人スタッフなどの雇用を通じた細やかな人海戦術で、手作業による丁寧な分別を徹底しゴミを減らしています。
さらに捨てるはずだったモノを「救出」して拭き上げ、再利用へ繋げる店舗「ROKA STYLE」を立ち上げました。店名は「ろ過する」という言葉と、真ん中に荒木さんが好きな言葉「OK」の文字が入る(ROKA)ことに由来しています。
「コップや食器、クマの木彫りなども山ほど出てくる。例えばクマの木彫りに色を塗ってオリジナルなものを作るイベントなどをするとたくさんの人に参加してもらえるし、若いカップルにとっては昭和レトロなモノが新鮮で『価値がある』と思って買われていく。誰かの手に再び届ける工夫をするのが僕らのミッション」と話します。
荒木さんが経営の軸に置いているのは、近江商人の「三方よし(売り手よし・買い手よし・世間よし)」の精神と「子どもたちが安心して過ごせる未来への貢献」という理念です。
「リサイクルの循環を作って資源を残す『ゴミのない社会』と、障害のある人でも活躍できる『誰もが安心して働ける共生社会』。この2つの軸を大事にしている。環境ビジネスは社会と直接つながることができるのでラッキーだと思っている。法律をしっかり認識して正しいことをやっていくことが楽しいし、社員のモチベーションにもなる」とのこと。
「世の中のゴミを減らすアイデアは無限にある」「まずは高岡市からゴミをなくす。それができたら富山県だけでなく世界に対しても面白い挑戦ができると本気で考えている。ゴミをいかになくすかを深く追求し、新しい事業も仕掛けていきたい!」
さまざまなアイデアを妄想するのが楽しいと笑顔でVISIONを語る荒木さんでした。
「VISION the TOYAMA」はKNB公式YouTubeに動画をアップしています。荒木さんのエネルギッシュなアイデアと熱いトークを、ぜひ動画でもご覧ください!
今日10月1日のゲストは、釣りと漁業を通じて地域活性を目指す、株式会社ウオー代表取締役、中川めぐみさんです。13時10分過ぎからです。