アメリカから友来たる & 安室ちゃんへの憧れからダンスの道へ
9月末、富山県にゆかりのある人たちが世界各地から集う「富山県人会世界大会」が富山市で開かれました。国内外からおよそ150人が集まったとのこと。その中に私の30年来の友人もいました。
今週の写真は「アメリカ在住の友との再会」
アメリカオレゴン在住の坂林美和子さん。今から33年前、富山県と友好提携を結んでいるオレゴンで開催された富山を紹介するイベントについてアメリカから衛星生中継でリポートした時、オレゴン留学中だった美和子さんから現場で声をかけられました。同じ高岡出身、同い年という偶然が重なり意気投合。それからずっと付き合いが続いています。便利な世の中になり今ではSNSでちょくちょくお互いの仕事や家族の近況を伝え合っています。アメリカに移住し、長年そろばん教室を続けてきた彼女は、今では北米珠算連盟理事長を務めています。いろいろな困難を乗り越えて頑張ってきた美和子さん・・・。オレゴンと富山、離れているけれど心はずっとつながっている大事な存在です。
さて、私が担当するKNBラジオ午後の生放送「でるラジ」木曜のインタビューコーナー「VISION the TOYAMA」。先週10月2日のゲストはダンスインストラクター、振付師のMARIE(マリエ)さんでした。MARIEさんは男子プロバスケットボールチーム富山グラウジーズの専属ダンスチームG.O.Wプロデューサーを務めるほかCMやステージイベントなどのダンスの振付、学校の授業や講演会など幅広く活動しています。
「富山にいながらダンスの夢を追える環境を作りたい」
ダンサー・振付師 MARIEさん(2025.10.2)
MARIEさんが高校生の頃、大人気だったのが安室奈美恵さん。「安室ちゃんが歌って踊る姿に衝撃を受けて、安室ちゃんのバックダンサーになりたい」と思ったのがダンスを始めたきっかけ。そして高校卒業後、名古屋のダンス専門学校に進みますが、学校が経営者の自己破産で入学後まもなく閉鎖されてしまうという不運に見舞われます。でもダンスへの強い思いを胸に次の日からアルバイトをはじめたMARIEさんは貯めたお金でアメリカロサンゼルスにダンス留学し、帰国後バックダンサーをめざして上京。たくさんのオーディションを受けて、氣志團の全国ツアーダンサーなどとして活躍しましたが安室ちゃんのバックダンサーになることはできず2007年、富山に帰ります。その時は「もうダンスをやめよう。自分は夢を叶えられずに帰ってきた負け犬だ」と思っていたそうで、人生のどん底だったと振り返ります。その後、病院で医療事務の仕事に就きますが、時間が経つとやっぱり踊りたいという気持ちが出てきて再びダンスを始めたいと思っていたところ、富山グラウジーズの専属ダンスチームG.O.Wのプロデューサーになってほしいとの声が。そこから再び富山でのダンス人生がスタートしました。ダンスインストラクター、振付師として活動し18年。今年1月には富山市の上大久保にマリエダンススタジオをオープン。その理由のひとつが一緒に働きたいと思う仲間が増えたこと。「18年間富山でダンスを教えてきて当時小学生だった教え子たちが今20代30代になっている。中には東京や海外に行ってダンスを学びプロのダンサーになった人もいる。彼女たちは富山に戻ってきた時にレッスンをする場所がない。自分がスタジオを作ればそうした教え子たちにレッスンをしてもらって、プロのダンサーに見合った講師料を払って、ダンサーとしての価値も上げることができる」と話します。長年ダンスを教えてきて思うことは「一緒にダンスのレッスンをして一緒に笑顔になれる。みんなの笑顔を見ているだけ幸せ。若い子たちからパワーをもらいながら一緒に楽しめる環境がありがたい。」とのこと。そして日々の暮らしの中で大事にしていることは常に元気でいられるようにすること。「自分が元気じゃないとダンスの振りが出てこないし振り付けを考える気分にならない。自分自身が心も体も元気でいることで自分の仕事の可能性を最大限にを引き出せる。」のだそうです。
「プロのダンスリーグができたり、ブレイキングがオリンピック種目になったり、小中学校の体育でダンスが必修になったり、これからダンスの未来はもっと盛り上がっていくと思う。富山にいながらダンスに夢中になれる、富山にいながらダンスで夢を追えるような環境をマリエダンススタジオから発信していけいきたい。」とVISIONを語っていました。
「VISION the TOYAMA」はKNB公式YouTubeに動画をアップしています。そちらもぜひご覧ください。今日10月9日は朝生、でるラジ通し企画として「クマ注意スペシャル」を放送するため「VISION the TOYAMA」はお休みです。来週16日のゲストは黒部市在住の美術作家、清河北斗さんです。