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国宝の瑞龍寺が幻想的で艶やかに!高岡の歴史とグルメが邂逅【春のライトアップと門前市】

毎年5月1日に由緒ある御車山祭で活気にあふれる富山県高岡市。

そんな高岡市の春の大型連休を盛り上げるもうひとつの恒例イベントが、4月29日(月・祝)から5月1日(水)の3日間にわたって国宝・瑞龍寺で行われる「春のライトアップと門前市」です。

高岡のまちを開いた2代目加賀藩主 前田利長の菩提寺として知られる瑞龍寺。

江戸初期の禅宗寺院建築として高く評価され、1997年には山門、仏殿、法堂が国宝に指定された寺院が、この日はプロジェクションマッピングの光と音で装飾され、侘び寂びに象徴される禅の美しさとは違った幻想的な世界を生み出します。

「春のライトアップと門前市」
2024年は4/29~5/1の3日間開催!

北陸新幹線の福井・敦賀延伸によって、2024年はますます観光地として脚光を浴びている北陸、富山。国宝・瑞龍寺も、県内外から多くの客が訪れる観光スポットです。

 

通常の拝観は日中に限られ、夕方16:30(冬季は16:00)には閉門となりますが、この「春のライトアップと門前市」の期間は19:00から夜の瑞龍寺を拝観することができます。

山門や仏殿が色とりどりの光に照らされる光景は、まるで昼の静謐な寺院の姿とは別物。幻想的な世界が、夜の伽藍に浮かび上がります。

幻想的な世界が広がる「プロジェクションマッピング」

ただのライトアップではなく、プロジェクションマッピングで大胆な光景を楽しめるのも見どころのひとつ。

回廊の壁面をスクリーンに見立てたダイナミックな投影が、音と一緒に動く様子は圧巻です。

 

2024年のテーマは「龍が導く未来の道」。

北陸新幹線の敦賀延伸による観光の盛り上がりと、能登半島地震からの復興をイメージした新作映像が、山門の左右に位置する幅約20m、高さ約3mの回廊に映し出されます。

まるで建物全部が動いているような臨場感、そして歴史の旅に出たような幻想的な体験は、国宝を舞台にしたプロジェクションマッピングならではです。

グルメや特産物販売で賑わう「門前市」

寺院の中には、さらに見どころがたくさんあります。

回廊には灯籠やユネスコ無形文化遺産の「美濃和紙」を使った明かりのアートが並び、美術館のような雰囲気を感じることできます。

18時からは門前市も開催され、地元高岡のグルメや特産物が販売されます。2024年は震災の復興支援として能登地域から焼き牡蠣の店なども出店する予定。ライトアップとともに楽しめます。

 

イベント情報まとめ

国宝瑞龍寺「春のライトアップと門前市」

会 場 高岡山瑞龍寺(高岡市関本町35)

開催日 4月29日(月・祝)、30日(火)、5月1日(水)

時 間 午後7:00~午後9:30

料 金 前売券500円(4月28日まで) 当日券800円 

    ※中学生以下無料

駐車場 なし 

※公共交通機関、高岡駅・新高岡駅周辺の有料駐車場をご利用ください

※18:15~22:00までイオンモール高岡から無料シャトルバス運行

記事編集:nan-nan編集部

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