富山駅南口から歩いて5分圏内、お手頃価格のクレープやタピオカドリンクを目当てに平日の夕方には高校生でにぎわうクレープ店「うーたんはうす」があります。

店があるのは、飲食店やカラオケ店、学習塾などが並ぶ城址大通り。

オランウータンのかわいいマスコットが描かれた黄色い大きな看板が目印です。

カラフルなメニュー表や装飾、置物など、店構えもにぎやかですが…

店内もこんな感じで、かわいいアニマルが大渋滞。

大小のキリン、牛、サル、オランウータンなどのぬいぐるみが所狭しと並んでいます。

実は、店名の「うーたん」はオランウータンから。店主の森さんが似ていると、友人につけられたニックネームが「うーたん」だったんだとか。

店の1番人気はチョコバナナ生クリーム。バナナがほぼまるまる1本入った、食べごたえ抜群のクレープです。

生地は材料からこだわっていて、卵は富山県小矢部市のとれたて卵を使っています。バターは牧草だけで育てられた牛のミルクで作られたグラスフェッドバターを使用。マーガリンを一切使っていないため、さっぱりとした食味で、ひとつ食べても重たく感じません。生地はモチモチですが薄めに焼かれているので、最後のほうの生地が重なった部分までおいしく食べられます。

クリームは、上のトッピング部分と中に包まれている部分とで使いわけています。上のほうはクリームの形がしっかり出せる植物性のもの。中のほうは乳脂肪分が多く、生クリームに近い味わいのもの。

見た目と味の両方を楽しむことができます。

高校生や若い人に人気の理由は、味だけでなく価格にも。

食材やクリームにこだわりながらも、「うーたんはうす」のクレープのほとんどが400円から600円とお手頃な価格帯で収まっています。

物価が上がる中、実は値上げを考えたこともあったそうなんですが、毎日のように通ってくれる生徒や学生たちの姿を見るとなかなか値上げを決断できず、結局、オープン当初から据え置きのままなんだそう。

富山駅から近く、普段使いのスイーツにもちょっとしたご褒美にもぴったりのクレープ店です。

【うーたんはうす】

住　　所　富山市桜町2-2-12

営　　業　11:00～19:00（月、火、水、木、日曜）

　　　　　11:00～24:00（金、土曜）

定休日　　不定休

電話番号　080-4255-1352

記事編集：nan-nan編集部