大粒いちごの観光農園&併設カフェーー砺波市【私と苺】 3種40分食べ放題!朝採れ完熟いちごと自家製焼き菓子たっぷりパフェも!
香りが強く味が濃い、大粒のいちごにこだわった観光農園直営のカフェが2024年3月、富山県砺波市にオープンしました。
名前は「私と苺」。
潔い名前に、いちごへの並々ならないこだわりや愛情が感じられます。
ハウス4棟に直売所が併設
いちご狩りは40分の時間制食べ放題
いちごハウスは全部で4棟。
甘~い香りがハウスいっぱいに広がっています。
栽培している品種は現在4品種で、いちご狩りで楽しむことができるのは紅ほっぺを中心に3品種です。
- ほっぺが落ちるような食味のよさが特徴と言われる「紅ほっぺ」は、甘みたっぷり。やや酸味も楽しめる品種です。
- 横幅のある円錐形の「あきひめ」。果実は少しやわらかめで果汁も豊富なのが最大の魅力です。酸味は少なく、いちごの甘さをしっかりと楽しめます。
- 「恋みのり」は、大きくて丸みのある果実が特徴。白い果肉で、香りも高く、甘味と酸味のバランスをちょうどよく味わうことができます。
いちご狩りは時間制で、3種類を40分食べ放題!
高設ベンチを使用しているので土汚れを気にせず、通路も広々。ベビーカーや車いすでも利用できる広さです。
親子やカップル、大人数の家族グループでも安心して楽しむことができそうです。
(2024年のいちご狩り体験は5月末まで。完全予約制で事前予約が必要です)
直売所では朝摘みいちごやこだわり加工品も
ハウスには直売所が併設されています。
朝穫れのいちごや、そのいちごと甜菜糖や国産レモンを使ったジャム、発酵バタージャムやいちごミルクのもとなどの加工品を購入することができます。
また、直売所にはカフェスペースもあり、完熟の大きないちごを使ったカフェメニューを楽しむこともできます。
カフェスペースは、壁一面ガラス張りで開放感のあるカウンターに6席。
目の前には、散居村で知られる砺波ののどかな田園風景が広がっています。
店の外にはベンチ席も用意されているので、天気がいい日は屋外で風を感じながらゆったりリラックスするのもよさそうです。
完熟いちごに手作りの焼き菓子がたっぷりパフェ
なんと言ってもオススメは、もぎたてのいちごをたっぷり使ったパフェ。
自社農園で丹精込めて育てた完熟いちごを贅沢に使用。
大きさにもよりますが、この日は強い甘味と酸味のバランスが絶妙な「紅ほっぺ」が8個も使われていました。
パフェには5種類の焼き菓子が添えられていますが、それもすべて手作りです。
ふんわり、もちっとした食感が特徴のギモーヴ、メレンゲ、コーン、ホワイトチョコとサブレのプレート、そして、ロールケーキはパフェグラスの中とあわせて2つ入っています。それぞれ食感や味わいが異なり、いちごとの相性も抜群。
さらに、いちご味のソルベアイス、お隣 高岡の牛乳を使ったいちごミルクジェラートまで。いちごスイーツ全部盛りといった感じですが、ソルベもジェラートも甘さは控えめ。
いちごの酸味がいいアクセントになって、最後まで飽きることなく食べられます。
食べたいいちごを自分でチョイス
欲張りOKな「大福もなか」
「DXいちご大福もなか」は、とにかく大きないちごが魅力的!
しかも、このいちご。注文した際に、ガラスの器に入った山盛りのいちごの中から自分で食べたいものを選ぶことができるんです。
朝採れの完熟いちごはどれも大きくて、形も様々。
でも、どれにしようか迷うお客さんは少ないんだそう。
なぜなら…
「やっぱり皆さん、ちょっとでも大きなものを選んでおられますね」とスタッフの方が教えてくれました。
あんも、粒あん、白あん、抹茶あんの3種類から選べます。
優柔不断で悩んでしまう人には、一番人気の「粒あん」をオススメ。
パリパリの最中の皮に甘さ控えめの粒あんがたっぷり入り、さらにもっちり食感の求肥、仕上げに大粒のいちご…まさにデラックスなボリュームです。
崩しながら食べるのもいいですし、思い切ってひと口でほおばってみるのもアリかも。どうやって食べようか悩むのも、うれしい時間です。
店名に冠した「私と苺」の“私”とは、作り手である私=生産者であり、口にする私=消費者なんだそう。
「いちごの生産を通じて、収穫のよろこびという体験、誠実で魅力ある食、暮らしのたのしみを提供していきたい」という想いが込められています。
いちごシーズンが終わったあとについては現在、思案中なんだそう。どんなカフェメニューが登場するのか楽しみですね。
店舗情報
【私と苺】
住 所 富山県砺波市狐島308-1
営 業 カフェドリンク10:00~16:00 フード類は11:00~
※2024年4月は土・日・祝のカフェの営業時間 12:00~16:00
電 話 0763-58-5988
定休日 直売所:木曜 カフェ:水・木曜
駐車場 あり
記事編集:nan-nan編集部