川端龍子展
川端龍子(かわばたりゅうし)本名昇太郎。
1885(明治18)年和歌山県出身~1966(昭和41)年東京都没)は、横山大観・川合玉堂とともに近代日本画の三大巨匠のひとりに数えられる画家です。洋画家として活動をはじめたが、渡米して日本の古美術と公共建築の壁画にふれたことをきっかけに日本画家に転向。「会場芸術」の名のもと、従来の「床の間芸術」を脱した規格外のスケールと大胆で豪快な表現の日本画を、次々と発表していった。
近代的な空間にふさわしい大画面によって大衆の心を動かし、画壇に旋風を巻き起こした龍子は、在野の日本画団体・青龍社を設立し、その旗手として後進を育てつつ自身も精力的に制作を続け、1959(昭和34)年には文化勲章を受章した。その革新的な作風は、生誕140年をまもなく迎える今もなお魅力に満ちており、とりわけ画家の息遣いを感じられるようなダイナミックな筆さばきや想像をこえるほどの大画面は、私たちの心をとらえてやまない。
本展は、80年という生涯を通して龍子がどのような日本画を追い求めていったのか、その画業全体を探ろうとするものである。初期の洋画、その後の日本画の屏風や大作、スケッチ等により、明治・大正・昭和という激動の時代において、異彩を放った龍子の魅力に迫る。
公演名 | 川端龍子展 |
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日時 |
2024年3月15日㈮~5月26日㈰ 前期展示:3月15日㈮~4月21日㈰ 後期展示:4月23日㈫~5月26日㈰ |
会場名 | 富山県水墨美術館 |
会場住所 |
〒930-0887
富山県富山市五福777
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概要 |
午前9時30分~午後6時 (入室は午後5時30分まで) |
料金 |
[前売]一 般:700円 [当日]一 般:900円(700円) 大学生:450円(350円) ※()内は20人以上の団体料金です |
プレイガイド |
【前売券販売】 2月頃~3月14日(木曜日) 【販売場所】 ・富山県水墨美術館 (ただし2月5日以降は臨時休館中のため購入不可) ・富山県美術館 ・アーツナビ(富山県民会館、富山県教育文化会館、富山県高岡文化ホール、新川文化ホール) |
主催 | 富山県水墨美術館、北日本新聞社、北日本放送 |
後援 |
【特別協力】 大田区立龍子記念館 |
企画・制作・団体 | 【企画協力】株式会社アートワン |
お問合せ先 |
富山県水墨美術館 ℡ 076-431-3719 |