第622回 北日本放送番組審議会概要
北日本放送では、放送番組の向上と適正を図るため、年１０回、番組審議会を開催しています。議題は番組等に関することで、委員は９名で構成されています。北日本放送では、審議会で出されたご意見を番組制作等の参考にさせていただきます。 番組審議会の模様は、「あなたとＫＮＢ」（毎月第一土曜11：38～11：45）内で放送いたしますので、ご覧下さい。
１）開催日時
2023年12月12日（火） 午後2時～午後3時
２）開催場所
北日本放送 8階大会議室
３）出席委員（敬称略）
委員長
高木 利久 （富山国際大学 学長）
副委員長
岩本 聡 （北日本新聞社 専務取締役 論説・編集・制作・映像ソフト担当 編集局長）
委員
田中 美弥 （野菜ソムリエ上級プロ）
西山 貞義 （富山中央法律事務所 弁護士）
東出 悦子 （アイペック代表取締役）
福村 章 （北陸電力 常務執行役員 原子力本部長）
水野真理子 （富山大学学術研究部 教養教育院 准教授）
北日本放送側出席者
島谷社長、山本常務、河原報道局長
土肥コンテンツ局長、長谷編集長
《事務局》中川考査担当部長、陸田
４）議題
（１）北日本放送制作テレビ番組合評
ワンエフ 特集企画「アングルＦ」
10月6日放送分「ア～っト驚く！メイドイン富山」
10月20日放送分「再エネとこれからの暮らし」
（２）その他
・「視聴者の声（10/21-11/20）」視聴者対応について
５）審議内容
・北日本放送が制作した上記番組の合評を行った。
６）審議概要
・世代を問わず再エネに関心を持つ契機になる番組だったが、富山で再エネと言えば水力発電が思い浮かぶ。すでに社会実装されている例の紹介があれば、もっと身近に感じられたと思う。
・アートな人たちのユニークな経歴、発送の面白さ、意外なコラボレーションなど、子供たちや若者にとって「こんな生き方、働き方も可能なんだな」と夢や希望が持てるような内容だった。
・視聴者からのメッセージが紹介されているが、文字が動いていくと注意をひかれて読んでしまい、番組内容の理解がおろそかになることがある。また、番組内容と関係のないメッセージもあるようだが、それは不要ではないか。
・スタジオの出演者がはしゃぎ過ぎだと感じる場面があった。ＶＴＲ再生中のコメントも肝心のＶＴＲの音声が聞き取れず煩く感じる部分があった。スタジオのテンションが高すぎると見ている側は引いてしまうと思う。
委員からは以上のような意見がありました。北日本放送では委員の声をこれからの番組作りに反映させていきます。
