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第617回 北日本放送番組審議会概要

 北日本放送では、放送番組の向上と適正を図るため、年10回、番組審議会を開催しています。議題は番組等に関することで、委員は9名で構成されています。北日本放送では、審議会で出されたご意見を番組制作等の参考にさせていただきます。 番組審議会の模様は、「あなたとKNB」(毎月第一土曜11:38~11:45)内で放送いたしますので、ご覧下さい。

1)開催日時

2023年6月13日(火) 午後2時~午後3時

2)開催場所

北日本放送 8階大会議室

3)出席委員(敬称略)

委員長

高木 利久 (富山国際大学 学長)

 

副委員長

岩本 聡 (北日本新聞社 専務取締役 論説・編集・制作・映像ソフト担当 編集局長)


委員

梅澤 礼※ (明治学院大学文学部フランス文学科)
田中 美弥 (野菜ソムリエ上級プロ)

西山 貞義 (富山中央法律事務所 弁護士)

針田 慶  (富山青年会議所 直前理事長 クリーン産業取締役常務)東出 悦子 (アイペック代表取締役)

福村 章  (北陸電力 常務執行役員 原子力本部長)

 

※リモート参加

 

北日本放送側出席者
瀧脇社長、佐伯常務、河原報道局長
本田報道担当部長、数家解説委員
《事務局》土肥コンテンツ局長、中川考査担当部長、横島

4)議題

 (1)北日本放送制作番組合評
 ラジオ 4月5日(水) でるラジ水曜思いっきり論説「放送法特集」

 テレビ 5月3日(水) KNB news every「放送法特集」
 

 (2)その他
 ・「視聴者の声(4/21-5/20)」視聴者対応について

5)審議内容

・北日本放送が制作した上記番組の合評を行った。

6)審議概要

ラジオ
 ・音声メディアというラジオの特性を考慮して、難しい用語の解説や漢字の説明などがあった点は良かった。先にテレビを見てベースがあったので理解しやすかったが、ラジオだけでの理解は難しかったのではないか。

 ・番組への政治介入が進み、放送局が報道の自粛を余儀なくされると、身近なところにどのような影響が出るのか?想定される具体例があるとわかりやすかったと思う。

 

テレビ

 ・放送法とは何か?という全体のベースとなる部分を、冒頭でしっかりと説明してほしかった。そして今回の焦点である放送法第1条と第4条の解釈について、条文を文字で見せるなどして、噛み砕いて説明してほしかった。テーマは非常に良かったので、次回は1時間サイズの続編を期待する。

 ・憲法記念日に相応しい企画で、問題の本質をとらえていた思う。放送局が自主自律でやっていくために、番組審議機関を設けることが放送法で定められている。放送局の自律や信頼性が揺らいでいるのではないかと問われている今、この番組審議会という場の重要性を改めて認識した。

委員からは以上のような意見がありました。北日本放送では委員の声をこれからの番組作りに反映させていきます。

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