残雪の朝日岳・白馬岳を背景に、桜の並木、一面に咲きそろうチューリップと菜の花。これらのカラフルな色のグラデーションを楽しめる春の四重奏。富山県朝日町の舟川べりで見ることができる絶景です。
はじまりは1957年。舟川の河川改修の際、堤防の両岸1200mに住民たちの手で約280本のソメイヨシノが植えられ、その後も大切に維持・管理されてきました。
その桜が花開く時期に合わせ、チューリップの球根栽培をする農家の山崎さんが極早生のチューリップと菜の花を植えたところ、すべての花が見事に咲きそろったのです。
「たくさんの人によろこんでもらいたい」という山崎さんの想いから生まれた四重奏。
天候によっては開花時期がずれることもあり、三重奏や二重奏になってしまう年も。まさに、“奇跡”という言葉がふさわしい光景です。
目次
あさひ舟川「春の四重奏」概要
(Asahi Funagawa “Spring Quartet”)
開催期間:4/3(金)~4/16(木)予定
開催日:4月3日(金)~4月16日(木)
協力金:500円 ※桜並木保護活動ため
問合せ:0765-83-1100(朝日町役場商工観光課)・0765-83-2780(朝日町観光協会)
アクセス
会 場:富山県下新川郡朝日町舟川新
- あいの風とやま鉄道泊駅よりシャトルバス10分(期間中運行)
- 北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅より連絡バス「あさひまちエクスプレス(要予約)」直行18分
- 北陸自動車道朝日I.C.より5分
※土・日曜は会場周辺への車両の進入を制限
2026シーズンから指定駐車場は事前予約制に
駐車場:一般車1500円/台
2026年から指定駐車場が事前予約制になります。車で出かける場合は、専用の二次元コードを読み取り、事前にチケットを確保しましょう。
指定駐車場⇔シャトルバス
【指定駐車場(チケット要予約)⇔シャトルバス】
- 朝日企業団地/平日・土日
- あさひ総合病院/土日のみ
- 朝日町文化体育センター(サンリーナ)/土日のみ
会場作付図
チューリップは連作ができないため、毎年、畑の位置が変わります。花見エリアは、約300m×400mほどの広さで、ぐるりと散策すると1時間ほどかかります。
桜並木や畑は未舗装の砂利道になるので、歩きやすい靴がオススメ。春先は、風が冷たく寒い日も多いので、脱ぎ着しやすい上着などあたたかい格好が◎。
会場には、花見弁当やおみやげなどの販売、フードトラックの出店ブースもあるので、地元グルメを楽しみながら花見を満喫できそうです。
2026年の見ごろは いつ?
なんといっても気になるのは見ごろ。このあとの天候次第ですが、ウェザーニュースでは、舟川べり桜並木の開花は4月2日の予想です(3月24日発表)。
一方、チューリップは3月下旬から4月下旬、菜の花は4月中旬からが見ごろなんだそう。北アルプスの残雪と合わせて、奇跡の四重奏を期待したいですね。
あさひ舟川「春の四重奏」
https://www.asahi-tabi.com/sijuusou/
見頃予想など(富山県朝日町観光協会 Istagram)
https://www.instagram.com/asahi_tabi/
23品種60万球のチューリップ 花びらは「お礼肥え」に
四重奏のなかでももっとも色鮮やかな色彩を放つのが赤やオレンジの「チューリップ」。2026年は23品種60万球の花を楽しむことができます。
ただし、このチューリップはもともと鑑賞用ではなく、球根を収穫するために栽培されているもの。というわけで、ある程度咲いたら、花びらは摘み取ってしまいます。
残念に思うかもしれませんが、その摘み取った花びらにも重要な役割が。「お礼肥え」として桜の木の根元に撒かれ、美しい花を咲かせる桜の肥料になっているんだとか。
舟川べりの桜とチューリップは、見えないところでもつながっています。
朝日町観光協会 観光案内所
朝日町観光協会 観光案内所
期 間:4月3日(金)~4月16日(木)
時 間:9:00~16:00
会場に設けられた観光案内所では、春の四重奏ガイドからイベント情報や朝日町周辺の観光情報を聞くことができます。
英語や中国語に対応したボランティアガイドがいるほか、スーツケースなどの大きな荷物の一時保管(500円/回)を頼むこともできます。
花を楽しんだあとは… 18日には「お花見しながらゴミひろい」も
お花見しながらゴミひろい
開催日:4月18日(土) ※雨天中止
時 間:9:00~10:00
場 所:舟川べり桜並木駐車場集合
※ゴミ袋、トングは主催者側で準備
※参加者には「らくち~の入浴券」「ハトムギ茶」のプレゼント
多くの観光客でにぎわう舟川べりですが、桜の季節が終わると、田植えの準備で忙しくなります。お米を育てる田んぼにゴミが残っていたら大変!ということで、4月18日には「お花見しながらゴミひろい」が企画されています。桜の花が散っても、菜の花やチューリップはもう少し楽しめます。芽吹き始めた新緑の葉桜なども楽しみながら、ゴミひろいにご協力ください。
あさひ舟川「春の四重奏」(あさひ暮らし旅)
https://www.asahi-tabi.com/sijuusou/
せっかく朝日町に行ったら… 絶対食べたい朝日町グルメ
花見といえば、きれいな景色と同時においしい食べものも…という方もいるでしょう。朝日町を訪れたなら味わっておきたい地元グルメを紹介します。
※掲載されている情報・価格は取材当時のものです
今日もかえりたい。
2025年4月にオープンした「今日もかえりたい。」。
看板メニューは地元で栽培された絶品メロンのスイーツ。ヒスイ海岸を一望できるロケーションで味わうことができます。海遊びやサイクリングなどの休憩にもオススメのスポットです。
cafe勘助
2023年にオープンした「cafe勘助」。
米どころ・富山の中でも名水の里として知られる新川地域のコシヒカリを使ったおむすびランチや、朝日町に伝わる郷土料理を楽しめるほっこりカフェです。
そば処 草の子
日本を代表する蕎麦の産地、信州戸隠で修行した主人が営む蕎麦店。
海が近く、開放的な店内はカフェのようなおしゃれな空間。本格派の蕎麦をゆったりと味わえる人気の店です。
ビストロけざけざ
あいの風とやま鉄道「泊駅」の目の前にあるビストロ。
長野県から移住してきた夫婦が営むカジュアルフレンチの店です。
スープとスイーツ七星
町立ふるさと美術館(旧なないろKAN)の中にあるカフェレストラン。地元の食材をいかしたものや季節に合わせたものなど、バリエーション豊かなスープを味わえます。
カフェのみの利用もOKです。
清水製パン「ヒスイパン」
朝日町の宮崎・境海岸は、お隣・新潟県の糸魚川と並んでヒスイ(翡翠)が採れる「ヒスイ海岸」として知られています。そんな町の名物「ヒスイ」をイメージしたご当地パン「ヒスイパン」は、地元で大人気の朝日町グルメです。
ドライブイン金森
新潟から富山を貫き、石川や京都へと至る大動脈、国道8号にはドライブインや食堂が今でも数多く残ります。こちらの「金森」もそのひとつ。観光客でも気軽に立ち寄れるアットホームな雰囲気とドライバーのおなかを満たすボリュームたっぷりのごはんが自慢の店です。



