夏の食卓に欠かせない、そうめん!
食欲がわかないほど暑い日でも、そうめんならするするっと食べられるという人も多いのでは!?
でも、どうせ食べるならおいしく食べたいですよね。
というわけで、思わず飲み干してしまうほどおいしいだしが有名で、全国からわざわざ食べに訪れる人も多い富山県上市町の名店「そうめん金龍」の店主に、簡単に作れるおいしいそうめんだしの作り方を聞きました。
市販のだしつゆをおいしく!ポイントは「昆布だし」
1960年創業の「そうめん金龍」のそうめんは、ぶっかけスタイルが特徴。思わず飲み干してしまう客も多い黄金色のつゆが代名詞です。
「うちのだしは、昆布やシイタケがたくさん入っていて、うま味と香りを感じられるスープになっていると思います」
こう話すのは、4代目の坂井勇太さん。
昆布やシイタケなど、こだわりの素材を使い、その旨味を丁寧に抽出することで作り上げるのが金龍流。
そんな専門店こだわりのだし、家でなんとか再現したいですよねぇ…。
手間や時間がかかってムリ…とあきらめるのはまだ早い。
お気軽においしいそうめんだしを作る方法を、坂井さんに教えてもらいました。
専門店の味をおうちで!
市販のだしつゆを使って簡単に作れる絶品だしレシピ
用意するのは、ペットボトル、水、昆布、塩、市販のめんつゆ(濃縮タイプ)です。
- 昆布だしを作る
500mlのペットボトルに水、切込みを入れた昆布、そして塩小さじ1杯を加えます。
これを冷蔵庫で一晩ほど冷やしておくと、昆布の旨味が溶け出した「昆布だし」ができあがります。
※塩の目安は、500mlに対して小さじ1杯
※昆布に切れ目を入れるとだしが出やすくなります
※昆布は顆粒タイプでもOK
- めんつゆを昆布だしで割る
市販の濃縮タイプのめんつゆを割る時に、水の代わりに昆布だしを使うと、たったこれだけでいつもとは違うそうめんつゆになります。
「そうめんつゆのポイントは、甘味と塩味のバランス。お好みの味を探し下さい」と、坂井さん。
昆布だしは他の料理にも使えるので、冷蔵庫に常備しておくと便利ですね。
そうめんの盛り付けは“布団をかける”ように
金龍のもうひとつの大きな特徴が、そうめんの盛り付け。
黄金のスープに輝く絹糸のようなそうめんは、芸術と言っても過言ではないほど美しく、いっそう食欲をそそられます。
美しい盛り付けには熟練が必要そうですが、いくつかポイントを押さえれば真似できるそう。
きれいな盛り付けには、ゆで方も大事!
まずは、そうめんのゆで方から。
ゆで時間については…
「スーパーで購入したそうめんは、メーカーの指示通りにゆでて作ったほうがおいしくできあがります。コシのある麺に仕上げたい時は、最後にしっかり冷水でしめるのがポイント」と、坂井さん。
お湯の量、沸騰具合、ゆで時間、洗い方などは、各メーカーが研究に研究を重ねて見出したベストタイミングなので、まずは指示通りに作ってみるのがいいみたいですね。
自分好みのゆで加減やアレンジは、それから微調整していきましょう。
盛り付けのコツは逆三角形
そうめんがゆであがったら、いよいよ盛り付けです。
まずは、大きめのボールにたっぷり水をためて、そうめんを投入してください。
それから、箸でそうめんを泳がせながら、逆三角形を作るようにすくい上げます。
すくい上げたそうめんを器の奥から布団をかけるように置いて、ゆっくりと箸を引き抜きます。
最後に、そうめんつゆを注いで、ネギやショウガをのせれば完成です。
実際に試してみたら…
器用な人は意外と簡単に再現できましたよ。
ちなみに、金龍のそうめんは手延べ麺で、最低でも2年物の古物(ひねもの)を使っていて、コシがあり、ゆでてものびにくいんだそうです。
麺にもだしにもこだわりぬいた金龍のそうめん。
おうちでどこまで再現できるか、試してみてくださいね。
出典:KNBテレビ「いっちゃん☆KNB」
2021年7月15日放送
記事編集:nan-nan編集部



