ラジオCM制作にあたって 知っておきたい8つのキホン

課題をよく読む。

受験生用に書いているわけではないのですが、 つまりこういうことなのではないでしょうか。 ラジオCM制作でなくても、 その企業が今自社をどう捉えていて CMにどのようなことを望んでいるかが 課題には書かれています。

頭の中に置いてみる。

知らないもののことは書けません。 課題を読んだら、企業や商品のことを知りましょう。 企業ならHPを見たり、商品なら実際に使ってみる。 馴染みあるところのCMを作る機会があったらラッキーですが、 先入観という魔物がちょっかいを出してくることがあります。 恋煩いかという程、頭の中に置いておくことをおすすめします。

忘れてみる。

さて、恋を煩った後は、忘れましょう。 あなたの頭の中は、今、企業や商品、サービスのことで頭がいっぱいです。 一旦、素の自分に戻ってみましょう!日常の、生活している自分です。 普通に過ごしてください。 仕事をしたり、洗濯物を干したりしている時に 「あの商品ってこういう時に使えるんじゃない?」 嫌なことがあった時、想像空間に逃げ込みたい時には 「もし私が別の人生を歩んでいたら......」 整理されたものがいくつかふわふわと飛んでくるはずです。

書き出す。

書き出してみましょう。 ⽂章でなくても、単語、絵、⿐歌でもいいです。(⿐歌は書き出せませんが) 出てきたイメージ、単語、設定を書き留め、 ⾁付けしていきます。

一本、最後まで書ききる。

20秒のラジオCMを完成させます。 文字だけで書いている一本ですが、 この時点で語り手の人物像に合う声質や効果音が 皆さんの中で決まっていると思います。 希望があればメモを書いておきます。

眠らせる。

ラジオCMの制作、お疲れ様でした!と ここで終わるわけにはいきません。 集中して書ききったものは ひとまず眠らせましょう。 自分も寝なければいけません。 冷静になって、改めて読んでみましょう。 きっと気づくことがあるはずです。 「てにをは」を変更しただけのものは、どれを提出するのか⾃分⾃⾝で⾒極めましょう。 それも⼀歩前進への道です。

声に出して20秒。

応募する前に、声に出して 20秒のCMになっているかをチェックしましょう。 ゆっくり読むのか、早口で読むのか。 それだけで20秒の文字数も変わってきます。 ご自身の記憶に残るラジオCMの雰囲気を思い出してみたら 想像しやすいかもしれません。

応募しよう!

ここまでやってみたことも、手元に置いたままでは 誰の目にも触れずに終わってしまいます。 応募しましょう。 あなたの原稿を、届けましょう。 ひとつひとつ、しっかりと読んでいます。

今年もたくさんの力作をお待ちしております。