また誤送付 医師の麻薬施用者免許 富山県
県は13日、手術や投薬など医療行為で麻薬を使用する際に必要な免許証を、誤って別の医療機関へ送ったと発表しました。
県によりますと12日、県厚生部くすり政策課の職員が県内の医療機関へ麻薬施用者免許証を発送しました。
そして13日、送付先の医療機関から、別の医療機関で働く医師の免許証と麻薬業務廃止届が同封されていたと連絡を受けました。
この免許は県が、手術や投薬で患者に麻薬を施す医者に対して交付しているもので、くすり政策課は、免許証を封筒に入れる際にダブルチェックが行われなかったと説明しています。
県は、ことし1月にくすり政策課の職員が公益通報者の個人情報を外部へ誤送信するなど、情報管理に関わるミスが相次いでいます。
県厚生部の木内哲平部長は「個人情報の保護について徹底するとしていた中、県民の信頼を失いおわび申し上げたい」と陳謝しました。