中国駐名古屋総領事ら松村謙三の功績しのぶ
ことし日中国交正常化50周年を迎えるにあたって14日、名古屋の中国総領事館の関係者が富山を訪れ、国交正常化に尽力した南砺市出身の政治家、松村謙三をしのびました。
松村謙三は戦後5回にわたって中国を訪れ、日中国交正常化と日中友好に尽くした政治家です。
ことしの国交正常化50周年にあわせ14日、劉暁軍・駐名古屋総領事らが松村のふるさと南砺市を訪れました。
一行は松村記念会館で、1959年に松村が中国で当時の周恩来首相と会談した時の写真などを見学したあと、松村家の墓に花を供えて日中友好の歴史とこれからに思いを馳せました。
劉総領事
「先生の精神を受け継いで(友好を)続けていかなければならないと思います」
南砺市は周恩来首相の原籍地・中国浙江省紹興市と友好関係を結んでいて、来年40周年を迎えます。