医療的ケア児 2人の保育受け入れ

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富山 2021.06.01 18:39

 日常的に人工呼吸器やたんの吸引などの医療を必要とする子どもたち「医療的ケア児」と、その家族への支援に向けた動きです。滑川市にある認定こども園が2人の医療的ケア児を受け入れることになり、1日に入園式が行われました。

 滑川市の民間のこども園、西加積認定こども園に入園したのは、市内に住む河﨑美空ちゃん(3歳)と内田茉奈ちゃん(1歳)です。2人は日常的にたんの吸引や管を通して栄養をとることが必要な医療的ケア児です。

 県のまとめでは、医療的ケア児は去年8月末時点で県内に129人いるとされます。

 一方で、県内の保育所で医療的ケア児を受け入れているのは去年4月の時点で2か所の2人にとどまっています。

 医療的ケア児は、家族の負担が心身ともに大きく、保育の受け入れの確保が課題とされています。西加積認定こども園は、今回、専属の看護師を1人設けたほか、ケア児2人の母親をスタッフとして雇うことにしました。働き口の支援にもつながります。

 河﨑尚美さん
 「たくさんの刺激をまず受けてほしいなっていうのと、いろんな人のおかげで今支えられているということもわかってくれたらうれしいなと思います」

 2人は週に2、3日、園に通う予定で、園は、2人が慣れてくれば母親から離れての保育にも取り組みたいとしています。