富山県心の健康センターが患者らの証明書を外部に誤送付した問題について、新田知事は25日の会見で陳謝し、改めて再発防止策に取り組む考えを示しました。
新田知事
「改めて再発防止について取組みを徹底してまいります。お詫び申し上げます」
富山市の県心の健康センターは24日、自立支援医療の受給者証6人分を、関係のない医療機関に誤って送ったと発表しました。
県では昨年度、メールや文書を誤って送るなどの事案が相次ぎ、再発防止策を進めていますが、今月、新川厚生センターで書類の誤送付が発覚しました。
新田知事は、厚生部関連の情報漏えいが続いていることについて「書類やメールなどの送付物が多い組織でリスクも高い」と説明し、今後の対策としては、文書発送の際のダブルチェックリストを作成するほか、ミスを防ぐシステムの導入を検討しているとしました。