厳しい暑さが続いた夏もそろそろ終わり。秋が到来、新米の季節です!
立山連峰から注ぐ清らかな雪解け水、肥沃な平野、そして米作りに適した昼夜の寒暖差という自然環境が揃う富山県は、日本でも有数の米どころ。
今回ご紹介するのは立山町で作られる「ヒロシノキモチ」というお米。平均を大きく上回る食味スコアを記録した、「奇跡のおいしさ」と言われるブランド米です。
立山町の水と、肥沃な大地で育つ米
訪れたのは富山県南東部のまち、立山町。この日は稲刈りの真っ最中で、田んぼには何度も往復しながら作業するコンバインが。
収穫作業をしていたのは立山町の米農家・陽咲玲(はるざれ)のCEOを務める元智浩司さん。約23ヘクタール、東京ドーム約5個分という広大な田んぼで米を栽培しています。
奇跡のおいしさ!? 特別栽培米「ヒロシノキモチ」
陽咲玲で栽培しているのは「富富富」「コシヒカリ」「てんたかく」の3品種。それらを「ヒロシノキモチ」というブランド名で販売しています。
「ヒロシノキモチ」は使用する農薬や化学肥料を通常の半分以下に抑えた特別栽培米。
⽴⼭の雪どけ⽔と、肥沃な大地、寒暖差の⼤きな気候によって育まれます。
元智さんが「本当においしいお米を食べてほしい」という気持ちを込め、自らの名前をつけた自信作です。
今年の新米コシヒカリ。精米したて&炊き立てをいただきます。
艶がよく、輝くような白さで、一粒一粒がしっかりと立っています。甘く優しい香りがふわ~っとただよい、食べる前から間違いなくおいしいのが伝わってきます。
ひと口食べると、新米の芳醇な香りが口いっぱいに広がります。
まず舌触りのよさにびっくり! そして噛めば噛むほど甘みがあふれてきます。
これはもう、白米だけでごちそう級のおいしさ。 みずみずしさが口いっぱいに広がり、ひと口、もうひと口と頬張る手が止まりません!
米のおいしさを表す食味スコアで90を記録!
ヒロシノキモチは、米のおいしさを数値で表す食味スコア(食味値)の高さが特徴で、昨年は100点満点中90を記録。食味スコアの標準値は70前後だそうで、90はかなりのもの。味・香り・食感など総合的に高い評価を得ました。
食味スコア90以上の米はほとんど市場には出回らず、奇跡のようなおいしさと言われるのだそう。
科学のチカラが生むおいしさ
おいしい米を作る秘訣は「科学のチカラ」。
年々気温が高くなり気候が変わっていく中で、気象や土壌を分析し、現在の条件にあった肥料を、元智さんが自ら研究・開発しています。
実は元智さん、前職は高校の理科教師。経験や勘だけに頼るのではなく、数値を重視した科学的アプローチで米を育てています。
さらにはAIも活用し、生育状況を判断したり、アドバイスをもらったりしているそう。元智さんの教師としての経験が、米作りに活かされています。
てんたかくで「点高く」! 合格祈願米
ヒロシノキモチは普段のごはん用はもちろん、ギフトにもおすすめ。
こちらは早生品種の「てんたかく」。「テストの点数を高く」にかけた「点高く」という名前のユニークな商品です。
名前が面白いだけのジョーク商品ではありません。毎年、稲わらで作った"しめ縄"を勤勉の象徴として知られる二宮金次郎が祀られる報徳二宮神社に奉納したり、学問の神様である菅原道真が祀られる富山市の於保多神社でも祈祷を受けた、れっきとした合格祈願米です。
「点高く」をはじめ、ヒロシノキモチはオンラインサイトで全国から購入可能。立山町の岩峅寺駅前倉庫では直接販売もあるので、気になる方はぜひチェックを。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2026年9月11日放送
記事編集:nan-nan編集部



