目にした瞬間、思わず心がときめく愛らしいビジュアル。スイーツの美しさは、味わう前から特別な高揚感を届けてくれます。
今回ご紹介するのは富山市の「Ryu du roi(リュードゥロワ)」。ホテルの元シェフパティシエが手掛けるお店には、可憐な見た目と妥協のない味わいが調和する上質なスイーツが並びます。大切な方へのギフトや、自分へのご褒美にぴったりの一軒です。
富山市の住宅街のケーキ屋さん
「リュードゥロワ」があるのは富山市秋吉。富山市の中心市街地からやや東、落ち着きのある住宅街と、賑やかな幹線道路沿いの商業施設が心地よく調和するエリアです。
お店はイタリア料理店などが入る白色の建物の中にあり、水色の看板が目印です。
ホテル出身シェフの手掛ける本格洋菓子
オーナーの酒井一浩さんは、長年ホテルで腕を磨いたベテランパティシエ。
ショーケースにはこれまで培った技術が活かされた見た目も可愛いスイーツが並びます。
店名「リュードゥロワ」の由来は、滋賀県の竜王町。酒井さんが修業時代に神戸へ通う道中、ふと目にした「竜王」という地名の響きに惹かれたのが始まりです。日本語の「竜(Ryu)」に、フランス語で「王」を意味する「roi(ロワ)」を掛け合わせて名付けられました。
「なかなか被らない店名で気に入っています」と微笑む酒井さん。
スイーツはもちろん、店名や空間づくりにまで、酒井さんの親しみやすさと遊び心が光ります。
看板商品! ひんやりおいしい「生ドーナツ」
お店の看板商品は「生ドーナツ」。ふわっと丸い生地の中にクリームがたっぷり詰まっています。
定番のホイップ・チョコ・カスタードのほか、期間限定の味もあって、毎週買いに来るお客さんもいるという人気ぶり。
人気No.1! バニラビーンズたっぷり「カスタード」
生ドーナツの中でも人気No.1なのが「カスタード」。
ふっくらとした可愛らしい見た目で、手に取るとしっかりとした重みを感じます。中にはバニラビーンズをたっぷり使ったクリームがぎっしり詰まっていました。
ひんやりとしたクリームは、見た目以上に軽やかな味わい。
長年ケーキ作りに向き合ってきた酒井さんの「クリームは冷たいほうがおいしい」という美学と、それを極上の口どけに仕立てる熟練の技が詰まった一品です。
かわいさに全振り!?「おひるねくまちゃん」
そんな酒井さんが「かわいいに全振りしました!」と茶目っ気たっぷりに紹介してくれたのが、「おひるねくまちゃん」。その名の通り、クマがすやすやとお昼寝をしているようなかわいらしいケーキです。
コロンとした丸みのあるフォルムは、見ているだけでも心なごむ愛らしさ。添えられたリボンの形がひとつひとつ異なるのも、乙女心をくすぐる密かなこだわりです。
食べるのが勿体ないほどのかわいらしさ…スプーンですくってみると、くまの体はふわっと柔らかいチョコムース。口に入れた瞬間にスッと溶け、まろやかなチョコの甘味とコクがしっかりと広がります。
その下にはイチゴのコンポートとスポンジが。濃厚なチョコのムースにイチゴの爽やかな酸味とスポンジのふわふわ食感が加わり、最後まで飽きない層の重なりを楽しめます。
土台はなめらかなプリン。くまちゃんと一緒に食べると、さらにコクが口いっぱいに広がります。
「かわいいに全振り」なんて言いつつも、味にも一切妥協のない1品です。
季節によって色が変わる! 期間限定くまちゃんも
季節によってベリーやピスタチオなど色とりどりのくまちゃんが登場します。土台も、プリンだったりタルトだったりと様々なバリエーションが。
今日はどんなくまちゃんがいるかな?と、お店を訪れるのもワクワクしますね。
お客さんの気持ちに寄り添うスイーツも
さっぱり食べたいときに「桃のレアチーズ」
「なにかさっぱり食べられるものを」という思いから誕生した「桃のレアチーズ」。
さわやかな味わいの桃のコンポートジュレに、コクのあるレアチーズクリームを合わせた1品です。チーズの深みと桃のやさしい甘さが絶妙なハーモニーを奏でます。
濃厚になりがちなチーズも、みずみずしいジュレと合わせることで驚くほど軽やかな後味に。ちょっとした手土産や自分へのご褒美にもぴったりです。
今後は季節の移ろいに合わせ、旬のフルーツで新たに登場する予定。次の季節が待ち遠しくなる楽しみなスイーツです。
記念日にぴったりのオーダークッキー
記念日やイベントのギフトにおすすめなのがオーダークッキー。確かな技術とセンスが際立つクッキーは、特別な日の想いを伝える贈り物にぴったりです。
「人気のものこそ変化を」いつも“新しい”があるお店
色とりどりの「おひるねくまちゃん」や、季節ごとのフェアなど、常にワクワクする仕掛けで訪れる人を魅了する「リュードゥロワ」。その根底にあるのは、「おいしいものを、さらに進化させたい」という酒井さんの飽くなき探求心です。
お客さんからの「いつも新しいものがあっていいね」という声が、次のスイーツを生み出す原動力になっているんだとか。
確かな技術と遊び心が共存するスイーツは、訪れるたびに新しい感動を届けてくれます。



