富山県富山市の八尾町(やつおまち)。
毎年9月1日から3日に開催される伝統行事「おわら風の盆」や、石畳の坂道、伝統的な町家が続く情緒あふれる地域です。
そんな八尾町ののどかな田園風景が広がる地域で、76年愛されるもなかの“皮”の専門店が「高野もなか店」です。
「もなか」と聞くと、中身の方が主役で、皮は脇役のイメージかもしれません。でも、高野もなか店が作る皮のおいしさを知ると、そのイメージが覆されるはず。
八尾町で76年 職人が手焼きするもなかの皮
高野もなか店では、1950(昭和25)年の創業以来変わらない製法で、ひとつずつ職人が皮を手焼きしています。その食感と風味の良さは料理人にも評判で、県内のパティスリーやレストランでも使用されるほど。
もなかの皮に使うのは、富山県産の新大正もち米。
粘りの強さや甘み、絹のような口どけの滑らかさから「もち米の最高級」と評されることもあるもち米を100%使用しています。
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1番人気! 「最中の皮屋のもなか」
店の一番人気商品は「最中の皮屋のもなか」。細長いもなかが24本と、あんこがセットになっています。
もなかはプレーンとごまの2種類。地元・八尾産の黒ゴマを使用していて、香りの良さが特徴です。
自家製のあんこをすくって食べると、パリッ!と爽快な音が鳴り、軽くてパリパリの食感に驚きます。
止まらなくなるようなおいしさで、ついつい2本3本と手が伸びます。
もなかが24本入りなのに対して、あんこは少なめ。余ったもなかで色んな食べ方を試してほしいのだそう。
アイスクリームやクリームチーズのほか、マヨネーズや納豆と合わせても。いろんな食材との組み合わせで、もなかの皮の楽しみが広がります。
定番の「もなかアイス」
こちらは定番の「もなかアイス」。
高野もなか自慢の皮にアイスをサンド。手軽にもなかの皮のおいしさを感じられる大人気商品です。
アイスはストロベリー・バニラ・抹茶から選ぶことができて、値段は1つ120円。小ぶりなサイズで後味もさっぱりしているので、全種類を食べたくなっちゃいます。
おいしさの秘密は「もなかの粉」
高野もなかの皮のパリパリ食感。このおいしさを生み出すには、ある秘密がありました。
それがこの粉末。
製造工程で割れてしまった皮を粉末にして、生地に加えているんです。そうすることで香りが強くなり、程よい硬さが出るのだそう。
富山ならではのアイデア「昆布もなか」
こちらはちょっとめずらしい「昆布もなか」。
昆布の消費量が全国トップクラスの昆布大好き富山県ならではのアイデア商品です。
香ばしさの中にも塩味のある香りがふわっと感じられて、口に入れた瞬間に昆布の風味が広がる大人の味わいです。
「もなかの皮のおいしさを知ってもらいたい」
「もなかの皮は、昔はちょっと陰のほうにいた存在やったけどね。知ってもらいたくて」(高野典子さん)
そう話す高野さん。いつでも明るい笑顔で、お客さんを迎えます。
素材と昔ながらの製法にこだわり、変わらない味のもなかの皮を作り続ける高野もなか店。食べればわかる、主役級のおいしをぜひ味わってみてください。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2026年8月25日放送
記事編集:nan-nan編集部



