カフェやランチをはじめ、センスの光る雑貨の販売、音楽会や読書会といったイベントまで。南砺市の「polaris(ポラリス)」は、訪れるたびに新しいお気に入りが見つかる“小さなミュージアム”のような場所。
日常にちょっとしたときめきや心躍る出会いをもたらしてくれる秘密基地に出かけてみませんか?
ときめきと出会う“小さなミュージアム”
お店があるのは南砺市の福光地域。JR福光駅から小矢部川をはさんで西側、レトロな街並みが広がるエリアです。
木製の扉とグリーンのカラーリングがおしゃれな外観。店名は、店主・北村さんの「北」にちなみ、北極星を意味する英語「polaris(ポラリス)」から。古くから旅人の道しるべとされてきた北極星のように、「人生の道しるべとなる場所でありたい」という思いが込められています。
コーラスサロンも開催 ピアノのあるカフェミュージアム
店内に入って目を引くのがピアノです。店主の北村さんはシンガーソングライターでもあり、いろんな国や地域の歌を歌うコーラスサロンも開催しています。
「これまでの出会いは財産。出会えてよかったと思うものをみなさんにシェアしたいんです」(北村さん)
店内には陶芸家の作品なども並び、まさに“小さなミュージアム”のような空間。足を踏み入れただけでパッと心が躍ります。
一口で異国感! 店主も大好物の「タコライス」
お店の看板メニューは北村さんの大好物でもある「タコライス」。高校卒業後、東京で活動していたときに住んでいた高円寺にはタコライスのお店がたくさんあったんだとか。いろんなタコライスを食べ歩いた北村さんが「おいしい!」と思える味を目指し作り上げました。
ひと口食べれば、口の中は一気に異国情緒で満たされます。何種類ものスパイスが複雑に重なり合った香りと深み。辛みは加えていないので、辛味が苦手な人も食べやすい味です。
野菜もたっぷりで、見た目以上に軽やかな食べ心地です。
途中でライムを絞って味変するのもオススメ。爽やかな酸味がプラスされたエスニックな風味がを楽しめます。
主役級のおいしさのキッシュ
忘れてはいけないのが添えられたキッシュ。チーズと卵を惜しみなく使ってふっくら焼き上げられていて、やさしい甘みが広がります。
「キッシュプレートはないの?」とお客さんに聞かれることもあるという、主役級の美味しさです。
季節ごとに変わるドルチェもおすすめ
コーヒー好きに食べてほしい! 贅沢パフェ
季節ごとに変わるパフェ。この日はスペシャルティコーヒーを贅沢に使ったパフェでした。
上の層はすっきりジューシーな中煎り珈琲ゼリー。爽やかな酸味と軽やかな口当たりです。
食べ進めると香ばしいクランブルが登場。ザクザクとしたアクセントが心地よいリズムを生みます。
グラスの底にあるのはほろ苦い深煎り珈琲ゼリー。コク深い風味が後味をギュッと引き締めます。
濃密なバニラアイスが全体をやさしくまとめ、最後まで飽きることなく味わえます。
心地よい余韻に浸ることができる珈琲ゼリーパフェ。コーヒー好きにはぜひ味わってほしい一品です。
爽快な味わいの組み合わせ「ざくろジンジャーフロート」
「他にない組み合わせを提供したいんです。どんな味だろう、食べてみたい、と思ってもらえたら嬉しいです」と語る北村さん。その言葉通り、ドリンクにもセンスが光ります。
こちらは鮮やかなグラデーションが目を引く一杯。ザクロの甘酸っぱさとジンジャーの刺激が心地よく重なり、爽快感が溢れます。バニラアイスがまろやかさをプラス。スイーツのような満足感を堪能できます。
新しいお気に入りに出会える 企画展も開催
お店をオープンしたのは2023年9月。コロナ禍で音楽活動が制限されるなど北村さんにとって大変なことが重なっていた時でした。
「人生は、美しいものと出会うための旅だったと思いたい」と考えた北村さん。出会えてよかったと思うものをシェアする場所として「polaris」をつくりました。
「ここに来たら新しいものに出会える…そんな場所にしたいんです。みなさんに何を提供できるか常に考えています」(北村さん)
「polaris」では器などの雑貨販売のほか、企画展も定期開催しています。絵本の原画展示や朗読劇などを通し、心がときめく作品に出会えるかも。新しいお気に入りを見つけにお店を訪れてみては。



