富山湾の冬を代表する味覚、ベニズワイガニ。
ズワイガニに負けず劣らずの美味、にもかかわらずズワイガニよりもリーズナブルで食べやすいのが人気の理由です。
海岸から急深になっている富山湾では、ズワイガニより深海に生息するベニズワイガニの漁が盛んで、港のあるまちを中心に茹でガニやカニ汁、甲羅焼きなど、カニを堪能できる店がたくさんあります。
今回は、手軽にテイクアウトで味わえるコスパ最強の「かにめし」を紹介します。
カニ・シロエビ料理が人気 新湊の老舗「割烹かわぐち」
寿司店・鮮魚店がしのぎを削る港町で 半世紀愛される名店
訪れたのは、創業1976年の「割烹かわぐち」。県内有数の水揚げを誇る射水市の新湊漁港近くに店を構えます。
絶品のカニやシロエビが味わえる店として知られていて、国内外からファンが訪れる人気店。店内には有名人の色紙もたくさん飾られています。
おひとりさまのランチタイムから、お祝いごと・宴会まで
1階にはカウンター席と小上がりのテーブル席。2階には、家族のお祝いごとや宴会などで利用できる大小さまざまな個室が設けられています。
リーズナブルな価格で堪能 ベニズワイガニ
立派なベニズワイガニまるごと一杯! ランチ限定「カニ三昧セット」
「割烹かわぐち」では、目利きの料理人が新湊漁港で競り落としてきたばかりの新鮮な魚介類を、刺身・焼き・煮つけなどさまざまな料理で味わうことができます。
とりわけ人気なのが、カニ料理。
ランチ限定で味わえる「カニ三昧セット」は、立派なベニズワイガニが1杯まるごとついてきます。サラダや小鉢、ごはん、味噌汁、香の物に加えて、9・10月は揚げ出し豆腐、11~4月は湯豆腐鍋がセットになっていて、旅行客や地元の人も大人気。
「荒天で漁に出られなかったりすると、予約してくださっていても提供できないこともあって、その際は、ほかのメニューに切り替えていただくんです。とにかく新湊で揚がったばかりの立派なカニを食べていただきたいので」と話すのは、店を切り盛りする女将の川口香さん。
「自信を持って出せるカニが手に入らなければ提供しない」というこだわりようで、客の信頼を裏切ることは決してありません。
ちなみに、まるごと1杯での提供が無理な場合でも、丼やちらしなどでカニ料理は堪能できるので、ご安心を。
ベニズワイガニのエキスを余すことなく堪能「かにめし」
テイクアウト・弁当・仕出しメニューも豊富で、なかでも注目は「かにめし」です。
地元産のコシヒカリに、昆布と鰹節、魚、野菜などから丁寧にとった割烹料理店の“だし”を加え、土鍋で炊き上げます。
「県外産で安いベニズワイガニもありますが、うちは新湊産のものしか使いません。そのおいしさをぜひ味わってもらいたいですね」(川口さん)
テイクアウトで気軽に味わえる!
カニたっぷりの「かにちらし重」も
ベニズワイガニをたらふく食べたいという人には、「かにちらし重」も人気です。
酢飯の上に敷き詰められたカニの身は鮮やかなオレンジで、濃厚なカニのうま味を堪能できます。
11月に解禁! ズワイガニを刺身・茹で・焼き・天ぷらで
富山湾で11月にズワイガニ漁が解禁になると、ズワイガニ料理も合わせて楽しむことができます。身が詰まった上蟹は、値段は張りますが味は絶品。刺身、ゆで、焼き、天ぷら…調理法によって変わるカニのうま味を、これでもかというほど満喫できます。
北陸・富山で本物の味に出会うなら、一度は足を運びたい名店です。



