みずみずしくて甘い、ぶどうのシーズンが到来!
富山県内にはぶどう園がたくさんありますが、今回紹介するのは、県西部を流れる庄川のほとりで営まれる「宮﨑ぶどう園」です。高級品種や珍しい品種を中心に約30品種を栽培。2026年の注目は、園オリジナルの新品種です。
園主が理想とするあじわいを追求すること約10年。シャインマスカットよりも甘みが強い新品種が数量限定で販売されます。ぶどう好きはお見逃しなく!
高級品種や珍しい品種を中心に30品種を栽培! 糖度が25度を超えるブドウも
宮﨑ぶどう園があるのは、飛騨高地から県西部を縦断して富山湾へと流れる庄川の右岸、川と並行するように走る県道の新湊庄川線沿いです。
高岡市中田地区と接する砺波市東保で1982年に開園し、現在は約6000坪の畑で富山の気候風土にあった30品種ほどのぶどうを栽培しています。
「ぶどうって、手をかけてやればやるほどおいしくなるんですよね。微生物がよろこぶ土づくりも大切ですし、気温・湿度・土壌水分・日照量なども常に観測して管理してます」
こう話すのは、2代目の園主、宮﨑雄介さんです。
2026年シーズンも、徹底した温度や水管理で、粒も大きく甘いぶどうに仕上がっているんだそう。
注目は、10年の歳月を経て辿り着いた「オリジナル品種」
栽培している約30種のうち、「種なし・皮ごと食べられるぶどう」は、なんと15品種もあります。
なかでも2026年の目玉は、10年の歳月を経て理想の味に辿り着いたという、園のオリジナル品種です。本格的な販売は2027年からですが、2026シーズンも少し店頭に並ぶ予定なんだそう。
「オリジナル品種は、シャインマスカットよりも甘みが強くて、皮は薄く、パリッとした食感を楽しめます。品評会では、当園の師でもある長野のぶどう名人の品種に続き、2位という好成績をおさめることができました」(宮﨑さん)
園主の理想を形にしたオリジナル品種。若木のため数量限定で9月上旬から店頭で販売予定です。味わいたいという人は、早めに足を運んでください。
直販所にはジューススタンドが併設
宮﨑ぶどう園の直売所にはモダンなジューススタンドが併設されていて、無添加・無加糖の贅沢な果汁100%ジュースを味わうことができます。
無添加・無加糖の100%絞りたて! おいしさの決め手はコールドプレス
こだわりは、コールドプレスと呼ばれる製法です。低速で回転するスロージューサーを使って、ぶどうの実と皮、種を分離させ、実の部分だけをすり潰して絞っています。
石臼で挽くように低速ですり潰し、時間をかけて強い圧力で搾汁するので、栄養素が破壊されるのを最小限に抑えることができるんだとか。ぶどう本来のおいしさと栄養を味わえるのがポイントです。
ジュースで味わえる品種は、時期によって変わります。
取材で訪れた8月半ばは、紅環(べにたまき)・ナガノパープル・ピオーネ・巨峰の4種類がラインナップ。値段も品種によって違います。
ぶどう棚を眺めながらいただく完熟ぶどう100%ジュース。
果肉も少し残っていて、コールドプレスならではのフレッシュな味わいです。みずみずしいので一気に飲み干すこともできますが、できれば丁寧にゆっくりと身体に沁み込ませるように飲みたいジュースです。
シャーベットとアイスをブレンド 新食感のぶどうアイス
コールドプレスのぶどうジュースをシャーベットにし、ミルクアイスとブレンドして作るオリジナルアイスも人気です。
ミルクアイスには、岡山の蒜山(ひるぜん)ジャージー乳を使った無香料・無着色のアイスを使用。甘さは控えめで、シャリシャリとした食感のなかにぶどうの上品な甘さや香りが楽しめます。
まだ見たことがないぶどうのおいしさを届けたいと日々情熱を注ぎ込む宮﨑さん。オリジナル品種第2号は2030年ごろの販売を予定しているのだそう。新しい味覚との出会いに胸が踊るぶどう園です。
※完熟しているぶどうが完売したため、8月24日(月)~28日(金)はぶどうの販売を休止
8月29日(土)頃からは多くの品種が収穫期を迎え、10月までは安定して提供できる見込みとのことです



