子どもの頃におやつに買ってもらった記憶や、家族と一緒に食べた懐かしい思い出がふとよみがえる「たい焼き」。
「頭から食べる?しっぽから食べる?」そんな何気ない会話が聞こえてきそうな、心がほっこりするおやつです。
富山県西部の砺波市には、「たい焼きと言えばここ!」と地元の人が口を揃える名店があります。創業から90年以上、世代を超えて愛される「梅屋菓子舗」。365日いつでも温かく出迎えてくれる、まちの歴史に寄り添うたい焼き屋さんです。
砺波で90年以上 「梅屋菓子舗」
JR砺波駅から約300メートルの、砺波市の中心街。昔ながらの商店が立ち並ぶ一角に「梅屋菓子舗」は店を構えます。
創業は1935(昭和10)年。90年以上地域に親しまれる老舗和菓子店です。
砺波で「たいやき」と言えばここ!
このお店の名物が、たいやき。もちっとした生地に甘さ控えめのあっさり味のあんこが特徴で、子供から大人まで幅広い世代に愛されています。
地元砺波では「このたい焼きを食べて育った」「ここのたい焼きしか食べられない」なんてファンもいるほどの定番人気の品です。
割ってみると、中にはあんこがたっぷり! 小豆の粒感が残り、しっかりとした食べ応えです。
できることなら、ぜひ焼きたてを頬張って。あんこまでアツアツで、皮はサクサク…できたてのその瞬間だけの至福のおいしさを体験できます。
もちろん、お持ち帰りでもおいしく味わえます。冷めると皮とあんこがしっとりなじみ、慣れ親しんだ昔ながらの味わいを楽しめます。
始まりは、隣のたい焼き屋さんの閉店
梅屋は、もともと銘菓「千歳梅」などの和菓子を作ってきた和菓子店。
かつて隣にあったたい焼き屋さんが店を閉めた後、梅屋に「たい焼きください」と訪ねてくる人が後を絶たなかったため、ついには自分たちでたい焼きを売り始めたのだそう。
店は年中無休で、朝9時から夜7時まで営業しています。
「定休日はないが。暇なとき休むが」
こう語るのは、お店の八木紘子さん。話しながらも、慣れた手つきで型に生地を流し込みます。たい焼きを作り続けて47年の大ベテランです。
たいやきは「あんこ」のほかに「カスタード(180円)」や「チーズあん(190円)」も人気。
心がホッとするような昔ながらの味と、変わらない場所で客を迎えています。
出典:KNBテレビ「いっちゃん☆KNB」
2026年7月8日放送
記事編集:nan-nan編集部



