暑い日に汗を流した後は、濃いめの味付けでガツンとパワーを感じる中国料理が恋しくなりませんか?
魚津市の「ふうてん」は地元で長年愛される中国料理店。夏バテを吹き飛ばす定食ランチや、お酒が進む本格中華など、食欲を刺激するメニューがズラリと揃います。
魚津で約30年 愛され続ける中国料理店
あいの風とやま鉄道・魚津駅から徒歩5分ほどの場所に店を構える「ふうてん」。魚津市で30年ほど、この場所では約20年にわたって営業を続けています。
すぐ近くには市役所があるほか、企業のオフィスも多いエリアで、ランチタイムになると地域で働く人たちで賑わいます。
メニューにはエビチリやマーボー丼など、定番の中国料理がずらり。
さらにマスターの立野さんは、富山県が認定する「とやま食の匠」に選ばれた実力派。富山湾で水揚げされた新鮮な魚介など、県産食材を巧みに取り入れた中国料理を楽しめます。
平日限定「日替わりランチ」
地域で働く人たちの強い味方、平日限定の「日替わりランチ」。
この日のメインは単品メニューとしても人気の「豚肉の特製ソースがけ」でした。
ピリッと甘辛いソースがとにかくおいしい! お肉を一口食べるとすかさず白米を頬張りたくなるほどガツンと食欲を刺激されます。レタスと一緒に食べるとシャキッとした食感が楽しめて、後味もさっぱり。
ご飯はもちろんお酒もすすむ1皿。ビールと一緒に単品で注文する人も多いのだとか。
透明!? なのに鶏ガラがガツン! 新メニューの“澄んだ”ラーメン
そんな「ふうてん」に、2026年春に新メニューが登場しました。
マスターが「あえてシンプルなものを出してみようかな」と考案した、その名も「鶏ガラの澄んだスープで楽しむラーメン」です。
運ばれてきたどんぶりを見た瞬間にびっくり! 麺がくっきり見えるほど、スープがほぼ透明なんです。「これは本当にラーメンなの?」と、思わず疑ってしまうような淡泊な見た目。
マスターに「まずはスープからどうぞ」と言われ、一口ふくむと…
これまた衝撃が走ります!!
透明な見た目からは想像もつかないほど、ガツンと力強い鶏ガラの旨味とコクが口の中に一気に広がります。ずーっと味わっていたくなるほどのおいしさで、スープを飲む手が止まらなくなりそう。
たっぷりネギのさわやかな辛みがアクセント
透明感のあるやや縮れた麺はスープをしっかり抱え込みます。スープの旨味と小麦の風味が混ざり合い、夢中ですすりたくなるおいしさ。
具材はシンプルで、チャーシューとネギのみ。
白いネギは丁寧に下処理されていて、ネギ特有のツンとする辛みやエグみは一切ありません。少し大きめにカットされていて、シャキシャキ食感がしっかり楽しめます。
ガツンときいた鶏ガラの濃厚な旨味にネギの爽やかな風味がアクセントとなり、箸がどんどん進みます。
真っ白で上品な風格さえ感じるラーメン。
なぜこんなに澄んだスープなのに、力強い鶏ガラのコクが出せるのかとマスターに聞いてみると、「沸かしすぎると白く濁ってしまう。スープの状態を見張り続けているからだよ」と教えてくれました。
ほとんどのお客さんが最後の一滴まで飲み干すという、職人技が光る奥深い一杯です。
これからも「本物の中国料理」を
1人でお店を切り盛りしているマスター。つい「これからどうなるかなあ」と言葉を漏らす場面も。
その一方で、瞳の奥に宿るのは「本物の中国料理をお客さんに食べてほしい」という揺るぎない熱い思いと職人としての誇りです。
家でも手軽に中国料理を楽しめる特製ラー油とネギ油も販売しているので、気になる方は声をかけてみて。
マスターの情熱が詰まった料理は、暑い夏を乗り切るスタミナはもちろん、心までじんわりと満たしてくれる温かいパワーに満ちています。



