北インド出身の店主が手掛ける本格インドカレー「ACHA YATRA(アチャ ヤトラ)」。
これまでキッチンカーやイベント出店を中心に人気を集めてきましたが、口コミで評判が広まり、2026年7月についに実店舗をオープンしました。
「インドのことをもっとたくさんの人に知ってもらいたい」と話すシェフこだわりのインド料理を、さっそく味わってきました。
中滑川駅に隣接の複合施設にオープン「ACHA YATRA」
アチャ ヤトラが店を構えるのは、富山地方鉄道・中滑川駅に隣接した「メリカ」1階のフードコートです。
地域の交流拠点であるメリカは、災害時の避難場所としても機能する多目的施設。フードコートにはクレープ店やコーヒー店もあり、市民の憩いの場として親しまれています。
館内にはキッズスペースや授乳室、休憩エリアが整っていて、子育て中の家族も安心してランチやカフェタイムを楽しめそう。
世界を旅して出会ったメニューをラインアップ
料理を通してインドのことをもっと知ってもらいたい
アチャ ヤトラの店主は、北インド出身のアチャリヤ コーシクさん。ヒマラヤの山岳ガイドや東京での会社員生活を経て、たまたま訪れた富山の豊かな自然に惹かれ、この地に住み始めたのだそう。来日して30年、富山での生活も10年になります。
店を始めたきっかけは「料理を通して、もっと多くの人に“ありのままのインド”を知ってもらいたい」との想いから。
「この店では、私がインドや世界中で味わってきたおいしい料理を再現して提供しています。日本人の好みに合わせたアレンジは一切していません。ぜひ、本場の味そのままを楽しんでください」と、アチャリヤさんが流暢な日本語で教えてくれました。
最大15~16種類のスパイスを調合したカレーも
お店のメインはもちろん、こだわりのスパイスカレー。
「シーフードカレーには4〜5種類、ジビエカレーには15〜16種類ものスパイスを独自に調合しています」(アチャリヤさん)
シーフードやジビエ、ナスのカレーなど、様々な種類をラインナップ。どれもスパイスの個性的な香りが際立ち、夏バテ気味で食欲がない時でもついスプーンが進む味わいです。
合わせるライスは、バスマティ米にバター、生姜、唐辛子、コリアンダーなどをテンパリングして仕上げたクミンライス。パラっとした軽い食感が、どのカレーとも絶妙にマッチします。
辛さはまちまちで、シーフードは比較的マイルド、ナスは酸味がクセになるおいしさでした。カレーの特徴と辛さを聞いてからチョイスするのがオススメです。
カレーは日替わり! 数種類のなかからチョイス
カレーは日替わりで数種類をラインナップ。その日に何が味わえるかは、訪れてからのお楽しみです。
「インド料理は北と南で味わいが大きく異なります。チキンカレーだけでも100以上のレシピがあります。ぜひ楽しみにいらしてください」と、アチャリヤさん。
「色々な味を試してみたい」という人には、カレーを2種類選べるプレートがおすすめ。
自家製チャイやラッシー、スイーツまで楽しみたい人には、デザート・ドリンク付きのセットも用意されています。
店名の「Acha」はヒンディー語で“良い”、「Yatra」は“旅”を意味します。
「日常の中でちょっとした旅気分を味わえる場所として、地域に親しまれる店にしていきたい」と笑顔で話すアチャリヤさん。
いつもの街で出会える、飾らない本場インドの味。散歩がてらふらりと立ち寄れば、ほっと一息つきながら旅気分に浸れそうです。



