夏本番、海沿いのドライブやおでかけが一段と楽しくなる季節ですね。富山湾からほど近い場所に佇む「sonzu」は、そんな夏のひとときに寄り添う素敵な焼き菓子店。
看板メニューは、からだに優しい米粉と大豆粉でつくるこだわりのマフィン。片手で手軽に楽しめる焼き菓子は、海辺の散策や夏のピクニックのお供にもぴったり。きらめく夏の海とおいしいマフィンを求めて、心地よいドライブに出かけてみませんか?
魚津市の海近く 静かな住宅街にあるお店
「sonzu」があるのは魚津市仏田。海からとても近いエリアです。
サイクリングやドライブにもぴったりの海沿いの道「しんきろうロード」。そこから数百メートル陸側に入った、静かな住宅街の一角にあります。
店主の吉田さんは3人の息子をもつお母さん。店の名前は息子(son)の複数形をもじって「sonzu」と名付けました。「お菓子は自分の子どものようにかわいい存在」という思いも込められています。
すっきりとシンプルでありつつ温かみも感じる店内には、吉田さんが我が子のように愛情込めて作ったマフィンが並べられています。数種類のマフィンがかわいらしく整列している様子は、まるで絵本のワンシーンのよう。
“米粉×大豆粉”が生み出す唯一無二のしっとり食感
「sonzu」のマフィンの特徴は米粉と大豆粉を使っていること。
「いろんな粉を試してみたけど、米粉を使ってみるととてもおいしくて。この感動をみなさんにも味わってほしいと思いました」(吉田さん)
米粉だけだと時間が経つと固くなってしまうため、大豆粉もブレンドしています。糖質を抑えつつ、たんぱく質が摂れるのも嬉しいポイント。
爽やかで夏にぴったり! 「キウイフルーツとホワイトチョコ」
マフィンのラインナップは季節によって変わります。
夏のおすすめは「キウイフルーツとホワイトチョコ」。キウイの爽やかなグリーンが涼しげです。
マフィンというと生地がぎゅっと詰まったイメージですが、「sonzu」のマフィンは具材がたっぷり。
ひとくち食べるとキウイの甘酸っぱさが弾け、暑い日でもさっぱり食べられそう。その酸味を優しく包み込むのがミルキーなホワイトチョコ。まろやかでリッチな味わいです。
そしてとにかく生地がしっとり! パサついて食べにくい感じは一切ありません。吉田さんいわく、豆乳を多めに使うのがポイントなんだそう。
ジューシーで上品 「清美オレンジと紅茶」
こちらも夏のおすすめ「清美オレンジと紅茶」。
清美オレンジは温州みかんとオレンジをかけあわせた品種で、芳醇な香りととろける食感が特徴なんだとか。マフィンのトップにのったスライスが存在感を放っています。
生地には紅茶の茶葉もたっぷり入っています。まるでドット模様のように浮かび上がって、全体を上品で“大人可愛い”雰囲気に引き締める良いアクセントに。
割ってみると、こちらもやっぱり清美オレンジがたっぷり入って、みずみずしくジューシー。
ひとくち食べるたびにオレンジの爽やかさと紅茶の上品な風味が広がります。
少し大人っぽい「ココアラズベリーチョコチップ」
深いココア色の中にラズベリーの鮮やかな赤が映える、少し大人っぽいシックな佇まい。
ひとくち食べた瞬間、口の中が濃厚なチョコレートで満たされます。その後からラズベリーのキュンとした甘酸っぱさが追いかけてきて、全体の味わいがいっきに華やかに。
チョコ好き&ベリー好きの人にはぜひ食べてほしい1品です。
和と洋の組み合わせ「抹茶チーズクリーム」
抹茶の深い緑色がきれいな「抹茶チーズクリーム」。
口に入れた瞬間広がるのは濃厚な抹茶の風味。そこに爽やかなクリームチーズが加わることで渋みがマイルドになり、和と洋が見事に調和しています。甘すぎるスイーツが苦手な人にもおすすめ。
夏限定「生クリームカップシフォン」
こちらは夏限定の「生クリームカップシフォン」。米粉のシフォンケーキと生クリーム、そして季節のフルーツがカップに入ったスイーツです。
シフォンケーキには主に魚津市産の卵や、富山県産の米粉・てんさい糖・米油を使用しているそう。冷やすことで、ふわふわのシフォンケーキにもちもち感が加わり、食べ応えがアップ。暑い日におすすめの新感覚のひんやりスイーツです。
クッキーやラスクも並んでいます。日持ちするので大切な人へのギフトにもおすすめ。
ぜひ棚に並ぶかわいいクッキーたちも手に取ってみてくださいね。
お菓子への愛と探究心から生まれるマフィン
「sonzu」を訪れて驚かされるのが、マフィンのバリエーションの豊かさ。「こんな素材の組み合わせがあったんだ!」と思わず心が躍るような、新鮮な感動が待っています。
「買い物していても、テレビを見ていても『この組み合わせいいかも』と考えちゃうんです」と笑う吉田さん。
季節ごとに変わる魅力的なマフィンの数々は、お菓子を我が子のように思う吉田さんの愛と探究心から生まれています。
「1人でお店をしているので、お客様との会話から元気をもらっています」(吉田さん)
時にはお客さんから「この前の組み合わせ、おいしかったです」とSNSでメッセージをもらうことも。
訪れるたびに「今日はどんな組み合わせのマフィンがあるんだろう」とワクワクする「sonzu」。これまでの常識を心地よく裏切るような、マフィンの新たな可能性に出会えるはずです。



