富山県西部のまち、小矢部市。
石川県に隣接した自然豊かなエリアで、お城のようなデザインが特徴的なメルヘン建築、三井アウトレットパーク、源平合戦の舞台となった倶利伽羅峠など、みどころ盛りだくさんの地域です。
今回は、そんな小矢部市でとうふやがんもを製造する「斉藤とうふ店」をご紹介します。
名物は、自慢の豆腐を昆布で挟んだ、富山ならではの逸品です。
小矢部でとうふを手作り「斉藤とうふ店」
斉藤とうふ店があるのは北陸自動車道小矢部ICからほど近く。
ICから市内の中心部へと向かう小矢部福光線を進むと、右手に「がんも屋さん」の看板がかかった店が見えてきます。
店主の斉藤寛明さんが障害のある長男と一緒に働けるようにと、実家の豆腐屋から独立して築いた工場兼店舗です。就労継続支援事業所として、障害のある人たちと一緒にとうふ作りを行っています。
にがり製法で作る まろやかなとうふ
斉藤とうふ店のとうふは、富山県産の大豆を使用。県内では数少ないにがり製法で作られています。うま味と甘みが引き立つまろやかなとうふは、地元の人々をはじめ、多くの人に親しまれています。
富山の隠れ名産品! 「とうふの昆布締め」
こちらが斉藤とうふ店の人気商品「昆布じめとうふ」。
昆布が大好きな富山県民。刺身以外に山菜や肉などいろんなものを昆布で締めておいしく味わいますが、豆腐はちょっと珍しいですよね。
意外にも家庭でとうふ昆布じめを手作りする人はいるようですが、商品としてとうふの昆布じめを販売している店は全国でも珍しいのだそう。
しっかりとした食感に昆布の旨味がマッチ
食べる時は小さくカットし、シンプルにわさび醤油で食べるのがおすすめだそう。
やわらかいのかと思いきや、意外にしっかりとした食感。昆布のうま味がぎゅっとしみ込みつつ、豆腐本来の大豆の風味も感じられます。シンプルながら滋味深い味わいです。
「昆布の味がしみ込んでて。いい感じですよ、のんべえには」と、人懐こい笑顔で教えてくれる斉藤さん。
確かに、冷えた日本酒をキュッといきたくなるおいしさです。
店で製造する“がんも”の生地を練って昆布で締めてみたら、なめらかな食感が生まれたのだそう。「これならいいな」ということで商品化したのがこの「昆布じめとうふ」。
県産の大豆で作った木綿豆腐を使用し、つなぎに長芋を入れて練り上げ、昆布ではさんで作っています。
おかずにも、おつまみにもピッタリ。知る人ぞ知る「富山の隠れた名産品」として愛されています。
出典:KNBテレビ「いっちゃん☆KNB」
2026年6月10日放送
記事編集:nan-nan編集部



