富山のお隣、岐阜県。観光地としても人気のエリア・飛騨高山は、富山県のすぐ南側に位置していて、両地域をまたいだ周遊観光なども人気です。
富山と飛騨高山は昔から物資の交易も盛んで、地域をつなぐ現在の国道41号線にあたる道は「飛騨街道」や「越中街道」と呼ばれ、人と文化の往来の主要ルートとなっていました。
歴史的にも結びつきの深い富山と飛騨高山。今回は、富山にいながら”高山グルメ”を味わえるお店をご紹介します。
高山グルメが自慢! 富山市の「中華そば 天狗」
1971(昭和46)年創業。富山市下熊野にある人気店「中華そば 天狗」。
富山市を南北に貫き飛騨高山へと続く国道41号線沿い、富山ICから約2キロ南に店を構えます。
店内はカウンター席にテーブル席、奥には小上がり席もあるので小さな子供でも安心。親しみやすさがただよう落ち着いた雰囲気で食事が楽しめます。
天狗の特徴は、富山にいながら飛騨高山の味が楽しめること。
店主の川上康恵さんの両親が飛騨高山の出身ということで、創業からの味を受け継ぎ、本場の高山の味を提供し続けています。
富山で50年以上愛される飛騨高山の味
1番人気は「中華そば&チャーハン」
店の1番人気は、中華そばとチャーハンのセット。
ラーメンは、煮干しと昆布の出汁に鶏と豚をあわせた、魚介系と動物系のダブルスープです。あっさりした中にもコクと旨味のある深い味わい。飛騨高山で親しまれる「高山ラーメン」がベースになっています。
麺は太めのストレートで、もちもちっとした食感が特徴。
高山ラーメンといえば細麺を使うのが一般的で、天狗でもオープン当初は飛騨高山から細麺を取り寄せていたのだそう。その後、富山県民の好みに合わせて太麺に変更。地域の人たちに愛されるよう、独自に追求した味となっています。
中華鍋でパラパラに炒めたチャーハンも人気。隠し味に少しだけニンニクみそを加えているのが味のポイントなんだそう。
ニンニクみそは、飛騨高山で愛される万能調味料。
味付けした鶏肉をキャベツなどの野菜と一緒に鉄板で炒めて食べる、飛騨地方のソウルフード「鶏ちゃん(ケイちゃん)」や、ホルモンなどにもよく使われています。
そのニンニクみそをチャーハンに加えることで、旨味がプラスされ味がグッと決まるんだそう。ラーメンにもよく合う相性抜群のセットです。
大満足のボリューム! 「スペシャルそば」
こちらは、1杯で大満足のボリューム感の「スペシャル天狗そば」。
海苔、ねぎ、メンマ、煮卵にチャーシュー、さらに大きなワンタンまでトッピングされた具材たっぷりのラーメンです。
このスペシャル天狗そばは、「いろんなものを食べたい!」というお客さんの要望から生まれたのだそう。
リクエストに応えるべく、すべての具材を少しずつ、ぜ~んぶトッピング! いろんな味が楽しめるので、欲張りさんも大満足のラーメンです。
鉄板であっつあつ!! 高山の味が楽しめる1品料理も豊富
自慢のラーメンのほか、鉄板料理も豊富な「天狗」。こちらは鉄板ホルモン焼きです。
ぷりっとしてジューシーなホルモンは、ごはんのお供はもちろん、おつまみとしても人気の1品。
表面をカリカリッと焼き上げた「鉄板とうふ焼き」は食感も楽しめる料理。
こちらも飛騨高山で愛される郷土料理のひとつで、この味を求めて県外から訪れる客も多いのだとか。
「高山には、いろんなものを鉄板で焼いて食べる文化があります。とうふとか、漬物ステーキとか。やっぱり寒いので、こたつで、卓上に火のものを置いてあったかいものを食べるんじゃないですかね」(店長・川上さん)
シンプルな中にも郷土の味や風土を感じるメニューの数々。
富山にいながら味わえる飛騨高山の味で、心も体もほっこり温まりそうです。
出典:KNBテレビ「いっちゃん☆KNB」
2026年6月2日放送
記事編集:nan-nan編集部



