6月も後半に入り、北陸地方もいよいよ梅雨入り。急に湿度が高くなって、ジメジメとした日が続いていますね。
そんな気だるさを吹き飛ばすなら、思いっきりスパイシーなものをハフハフといただくのが正解かも!
今回ご紹介する「唯一(ゆいいつ)」は、静かな住宅街に佇む、落ち着いた雰囲気が自慢のスープカレー専門店。奥深いスープカレーで心地よい汗をかきながら、静かに五感を満たす贅沢な時間を過ごしてみませんか?
2025年8月 富山地鉄・稲荷町駅近くにオープン
富山市稲荷町に2025年8月にオープンした「唯一」。富山地方鉄道・稲荷町駅から約180メートルの静かな住宅街にあります。
ベージュやブラウンを基調としたナチュラルで温かみのある佇まいです。
お店を営むのは中国出身の王さん夫婦。
「リラックスしてお店に長く居てほしい」という思いから、シンプルで気取らない雰囲気の店内にしたそう。奥さんが「かわいい」と思って集めた雑貨なども飾ってあり、ゆっくりとくつろぎながら、あちこち眺めたくなってしまうような空間です。
奥深い香りのスープカレー
うま味と複雑な香りの秘訣は…企業秘密!?
お店のおすすめメニューはスープカレー。なかでも特に人気なのが「骨付きチキンレッグ」です。
運ばれてきた瞬間、食欲をそそる刺激的な香りが漂ってきます。握りこぶしほどの大きさがあるチキンに、カボチャ・ニンジン・ブロッコリーなど彩り豊かな野菜がゴロゴロと入っています。
辛さはノーマルか中辛が選べます。王さんが「辛いものがお好きならぜひ中辛で」とおすすめしてくださったので、今回は中辛をいただきました。
+100円でご飯を大盛にできるのもうれしいポイント。
スープカレーをすくってみると、中にもほぐしたチキンがたっぷり入っていました。
1口食べると…思わず「沁みる〜!」と声が出そうなおいしさ!
スパイスの爽快感と鶏の旨味が、じんわりと口いっぱいに広がります。鼻から抜ける芳醇な香りの奥には、どこか複雑でエキゾチックな風味も。
初めて出会う華やかな味わいに、その正体を店主の王さんに尋ねてみると、「実は、中華の調味料が入っているんです」とのこと。何が隠されているのかは企業秘密だそうですが、日本人の口に合うように試行錯誤を重ねたそうで、確かに一度食べたら忘れられない深みがあります。
驚くほどホロホロとほどけるチキン
骨付きチキンは、スプーンを軽く入れるだけでホロホロとほどけていく驚きの柔らかさ!
実は、事前にマリネした鶏もも肉の両面を香ばしく焼き、そこからさらに、お肉がホロホロになるまでじっくり茹で上げているのだそう。
中までしっかりと旨味が染み込んだチキンは、とってもジューシー。そのまま味わうのはもちろん、自慢のスープに浸すと、お互いのおいしさが一層引き立ちます。
食べ進めるうちに、じんわりと心地よい汗がにじみ出てきました。スパイスが体に優しく染み渡り、内側からすっきりとデトックスされていくような感覚に満たされます。
「繰り返し来てくれるお客さんが多くて、本当にうれしいです。中国出身の私が、日本人好みの味を作れたことは誇りです」(王さん)
たくさんの試行錯誤を重ねたからこそ生まれた、自信のスパイスカレー。一度食べたらきっとクセになる、心の奥までじんわり温まる一杯です。
スープカレーを堪能した後に外せないドリンク
南国の香り広がるやさしい甘さの「ココナッツミルク」
牛乳の代わりにココナッツミルクを合わせた「ココナッツミルクラテ」も、お店の人気メニュー。日本では少し珍しい組み合わせですが、「ココナッツミルクは中国をはじめ、東南アジアで人気のあるフレーバーなんですよ」と王さんが教えてくれました。
運ばれてきたのは、目にも美しい2層のドリンク。しっかり混ぜていただくと、コーヒーの心地よい苦みとココナッツのまろやかな甘みが絶妙に調和して、お口の中が一気にトロピカルなムードに。
刺激的なスープカレーで心地よく火照った体を、優しくクールダウンしてくれる癒しの一杯です。
今後の目標は…?
今後の目標を王さんに伺うと、「まずは駐車場を増やしたいです!」と、茶目っ気たっぷりに答えてくれました。
さらに「新メニューもどんどん発売して、来年には2号店をオープンしたい」と、熱いビジョンも。ここでしか味わえない“唯一”の魅力を持つお店が、これからどんな風に進化していくのか楽しみですね。



