富山県最東端の町、朝日町。
「ヒスイ海岸」として親しまれる宮崎・境海岸では、運が良ければ波打ち際で本物のヒスイを見つけることができます。
そんな神秘的な海沿いの町で、半世紀以上に渡り“もうひとつのヒスイ”として愛されている名物があるのをご存知でしょうか。
地元で長年愛されるパン屋さんが手がけるご当地パンで、その名も「ひすいパン」。一度見たら忘れられない鮮やかな色彩と、どこか懐かしい味わいが詰まった、朝日町のソウルフードです。
舟川べり近く 昭和24年創業のパン屋さん
訪れたのは朝日町金山の「清水製パン」。
残雪の朝日岳をバックに、桜、菜の花、チューリップの鮮やかな競演を楽しめる「春の四重奏」で人気のエリア・舟川べりから、車で5分ほどのところに店を構えます。
1949(昭和24)年創業。80年近くにわたり、国産小麦を原材料に、無添加で安心して食べられるパンを作り続けています。
店に入ると、小麦のいい香りが漂います。売り場はコンパクトながら品数が豊富で、甘い系からおかず系まで、素朴で飾らないパンが並びます。
色鮮やか! 名物のあんぱん
ヒスイがパンに!? 目を引く緑の「ひすいパン」
そんな清水製パンの名物が「ひすいパン」。
インパクト抜群の鮮やかな色ですが、これはクチナシなどの植物を使って色付けされた羊羹なんです。
ヒスイの鮮やかなエメラルドグリーンを羊羹で表現し、あんぱんをコーティングした一品。
やさしく素朴な甘さで、おやつや軽食にぴったり。70年近く愛されてきたロングセラー商品でで、自分用にはもちろん、朝日町のお土産としても人気の品です。
春限定! ピンクがかわいい「桜あんぱん」
春には期間限定で桜あんぱんも登場。
ころんとしたパンの表面に桜色の羊羹が塗られ、ちょこんと添えられた桜の花がなんともかわいらしい見た目。
中には薄ピンクの桜あんが。爽やかな風味と甘さで、もちっとしたパンとの相性も最高です。
暖かくなってきた今の季節、美しい花や新緑の風景を眺めながら外で食べるのも気持ちがいいかもしれませんね。
ひすいパンと並べると色鮮やかで気分も上がりそう。
ひすいパンに負けない人気! 「たけのこパン」とは
名物・ひすいパンに負けず劣らず人気なのが「たけのこパン」。多い時には1日に100個売れることもあるというフランスパンです。
ちなみに、名前の由来は見た目がタケノコに似ていることから。本物のタケノコが入っているわけではありません。
パカっと割ってみると中にはシュガーバターがたっぷり! 表面はカリッとした食感で、中はふわふわ。懐かしさを感じるやさしい甘さで、子供から大人まで年齢問わず愛されています。
そのまま食べてもおいしいのですが、トースターで軽く焼き直してから食べるのもオススメ。表面はよりサクッとして、中のシュガーバターがじゅわっとしみ込んでおいしさ倍増です。
朝日町で愛されるご当地パンのお店。ヒスイ海岸の散策や春の花々と一緒に楽しんでみては。
出典:KNBテレビ「いっちゃん☆KNB」
2026年4月3日放送
記事編集:nan-nan編集部



