富山市に隣接する舟橋村は、面積約3.47平方キロメートルの「日本一小さな村」として知られています。
富山市中心部からは車や電車で15~20分ほどとアクセスも良く、近年はベッドタウンとして子育て世代からも注目を集める活気ある村です。
今回は、そんな舟橋村で愛される食堂「喜多山(きたやま)」を紹介します。
人気メニューは富山名物のブラックラーメンやカツ丼。こだわりの出汁や40年継ぎ足しタレを生かしたまろやかな味わいが特徴です。
日本一小さな村 舟橋村で愛される食堂
なんて読む…?名物看板
富山市と上市町を結ぶ県道4号(富山上市線)沿いにある「㐂多山」と書かれたこの看板。目にしたことはあっても何と読むのか分からない…と気になっていた人もいるかもしれません。
これが「喜多山」の目印です。
1985(昭和60)年に富山市石金で創業。2003年に現在の場所に移転してきました。
以来20年以上、地域の食堂として愛されています。
メニューは50種類以上 アットホームな食堂
切り株のようなかわいい椅子のカウンター席に、小上がり席もある広い店内。ひとりでも家族でも利用しやすい雰囲気です。
メニューの種類はなんと50種類以上! そのなかでもオススメの逸品を紹介します。
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分厚いトンカツにそばダシのつゆ 1番人気「カツ丼」
喜多山には丼メニューが5種類ありますが、中でも1番人気なのが「カツ丼」です。
サクサク衣のトンカツは国産豚を使用。その食感は驚くほど柔らかくジューシーで、2代目店主の玉峰光照さんが「いい肉使ってます!」と胸を張るほど。
味の決め手はこだわりのダシ
肉のうま味ともう一つ、味のポイントとなるのが蕎麦だしのつゆ。北海道・函館産の真昆布と数種類の削り節をブレンドしただしを使用し、甘みと旨味がしっかりと溶け込んだ深い味わいです。
そのだしがしみ込んだトンカツの衣、全体をまとめる卵が一体となった自慢のカツ丼。創業から40年、日々研究を重ねてたどり着いた味です。
ガツンと濃厚 富山ブラックも
ブラックラーメンも人気メニューの一つ。
しょっぱさと濃さが特徴の真っ黒なスープですが、不思議とくどくはなく、むしろ、まろやかささえ感じます。
スープは鶏ガラをメインに、昆布と鰹節から丁寧にひいていて、じっくり味わいたくなる深さと奥行きがあります。
有名製麺所から取り寄せるもちもち麺
弾力があってもっちもちの麺は、このラーメンのために「浅草開化楼」から取り寄せているもの。コシがあって、パンチのあるスープに負けない力強さがあります。
「浅草開化楼」とは昭和25年創業の製麺所で、ラーメンの名店と言われる数々の店で「浅草開化楼」の麺が使われているのだそう。おいしいラーメン店の見分け方として、「浅草開化楼の箱があれば間違いない」とも言われるほどなんだとか。
喜多山の店主が交渉して取引が可能になった特別な麺は、こだわりの詰まったスープとの相性抜群!ラーメン好きなら1度は味わいたい1杯です。
まろやかさが自慢の「蔵出し醤油のラーメン」
もう一つ、ぜひ味わってほしいのが「蔵出し醬油ラーメン」。
こちらはブラックラーメンとは対照的にまろやかな味わいが特徴。まるで水のように口の中に馴染み、ゴクゴクと飲みたくなるほどのコク深さです。
鶏ガラをベースに、創業以来継41年継ぎ足しているチャーシューのタレを加えて仕上げているそう。
麺もブラックラーメンとは少し違います。細麵でツルツルっとしたのど越しの良さが特徴。
創業当時から富山市八尾町にある製麺所のものを使用していて、まろやかなスープがしっかりと絡みます。
日本一小さな村で愛され続ける「喜多山」。
このほかにもそばやうどん、一品料理など豊富なメニューが揃い、それぞれに店主のこだわりが詰まっています。
“いつもの味”を注文しつつ、「次来た時はあれを食べてみようかな…」なんて考えるのも楽しい、何度も通いたくなるまちの食堂です。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2026年3月10日放送
記事編集:nan-nan編集部



